水揚げが低調だった刺網のマダラ(6日、札幌市中央卸売市場)
北海道産マダラの商戦は終盤に入った。今季は太平洋側の水揚げが振るわない反面、網走、紋別の沖底船が順調で総供給量が増加。組成は小型中心で、札幌市中央卸売市場の生鮮相場は弱含み。一方、真だちは競合するアラスカ産が漁獲枠の減少などで搬入量が少なく、北海道産が底堅い相場展開で推移している。