歯舞漁協のホッカイシマエビかご漁が好調な出足を切った。歯舞北海えび漁業部会の村内茂部会長は「ハシリからこれだけ漁があるのは珍しい」と話し「水温が高くエビが早くから陸寄りしたためでは」とみている。
噴火湾で毛ガニかご試験操業が始まった。いぶり噴火湾漁協は1隻平均200キロ台、日量約2トンと昨季を上回るペース。サイズは小型傾向で大3割、中7割。浜値は大がキロ5000円台前半、中が3500円前後と高値に推移している。
釧路管内のさお前コンブは、6月26日に釧路市東部と厚岸、同27日に昆布森と散布が終漁した。昆布森漁協は解禁から10日遅れて6月25日に初水揚げ。27日まで3日連続で操業し終漁した。漁期前の資源調査では生育・繁茂とも芳しくない結果を示したが、同漁協は「場所でばらつきはあるものの、当初より状況は良かった」という。
道総研さけます・内水面水産試験場は6月24日に札幌市で開かれた道連合海区で今年の北海道の秋サケ来遊予測を説明、平成以降で2番目に少なかった昨年実績比32.5%増の3070万4千尾(沿岸漁獲数と河川捕獲数の合計)と示した。予測通りの場合、依然低水準ながら4年ぶりの3000万尾台となり、回復軌道入りが期待される。漁獲量は重量ベースで8~9万トンが見込まれるが、昨年は極度に小型だった魚体サイズも焦点となる。
日本食品機械工業会は7月9~12日、アジア最大級の食品機械・技術の総合トレードショー「FOOMA JAPAN 2019(国際食品工業展)」を東京ビッグサイトで開催する。42回目の今年のテーマは「食の技術のニッポン力」。新規出展43社を含む690社が集結し、各社どこにも負けない技術力を携え、熱の込もった4日間を繰り広げる。
歯舞、落石、根室の3漁協が着業する貝殻さお前コンブ漁が終盤を迎えている。今季は繁茂状況が芳しくなく、着業者は「厳しい漁を強いられている」と口をそろえる。当初生育は若かったが休漁期間(6月4~10日)を挟んだことが奏功、長さが伸びるなど成長が進んだ。
GSK㈱(大阪市、小屋敷一雄社長)の特殊冷風乾燥機「テイストモディファイア」が進化を続けている。従来に比べ生産能力が2倍となる大型新機種を開発、8月に発売する。乾燥と冷蔵の組み合わせ、棚板のカートセパレートシステムなど新機能も付加。干物メーカーのニーズに応え、2020年施行の改正食品衛生法に準じたHACCP仕様や生産性の向上を追求、バージョンアップを実現させる。
加工貝(2年貝)の水揚げが落ち込んだ噴火湾では、来季出荷用の耳づり作業が終わり、施設に垂下したロープの割合は各単協とも6~7割とみられる。年度当初に設定した2019年度計画量は、いぶり噴火湾、落部、森が7000~8000トン、長万部も同規模を想定。順調に成長した場合は7単協(いぶり噴火湾、長万部、八雲町、落部、森、砂原、鹿部)合わせ前年度実績の約2倍、一昨年度の6割強に当たる4万トン前後の水揚げが予測できる。
宮古市は魚類養殖の産業化を狙い、ホシガレイを8月から陸上水槽で、サーモントラウトを11月から海面いけすで育成する。秋サケなどの水揚げ減少を補う調査事業の位置付け。買受人の原魚不足も視野に宮古魚市場に出荷したい考えだ。
八戸市の水産関係6団体は24日、2015年に国連サミットで採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」に基づき、17ある国際目標の一つ「海の豊かさを守ろう」を推進する「八戸港版SDGs」を宣言した。港単位、水産関係者連携での宣言は国内初。海洋汚染対策や生態系維持、漁獲規制による資源管理に意識的に取り組むことで次世代に豊かな海を継承していく。