礼文・利尻島産を中心に海産物など北海道の食を全国に売り込む札幌市の株式会社レブニーズ(鹿内茂光社長、電話011・738・6000)。品質、鮮度、おいしさなどの基本項目に加え、生産者の思いやストーリーなどの商品背景を写真やパッケージで表現。オリジナルブランド「島の人」で売り出す商品戦略を展開している。
宮城県漁協は6月28日、通常総代会を石巻市で開催した。昨年度は事業利益が赤字に転じたが1億7000万円の剰余金を計上したと報告。本年度は引き続き販売力強化に力を入れるとともに、種苗生産体制への取り組みやASC認証の積極的な取得などを計画。丹野一雄会長はあいさつで、経営管理委員会制度から理事会制度への移行に触れた。
岩内郡漁協のスルメイカ釣漁は、6月末から7月頭にかけて外来船が集結し全体の日量も増加した。ただ船間差のある漁模様。岩内郡漁協所属・第五十八清寿丸で操業する西澤英美理事は「群れは広範囲だが厚くはない。良い場所は一角だけ」と話す。サイズは30尾入れが主体。「まだ小さいが徐々に大きくなっている」と実感する。
首都圏を中心に「寿司 魚がし日本一」をチェーン展開する株式会社にっぱん(東京都)は「発酵熟成鮮魚」を使った握りずしの販売を7月の期間限定で始めた。特別なシートを使用して熟成させた魚を仕入れから加工、配送、販売まで一気通貫で行うのはすしチェーン業界で初の取り組み。
水産研究・教育機構東北区水産研究所沿岸漁業資源研究センター(岩手県宮古市)の二階堂英城センター長は1日、宮城県石巻市の石巻商工会議所で講演し、石巻地域に適した陸上養殖としてサバを推奨した。
宮城県とJR東日本グループの株式会社鉄道会館は1~2日、朝採れのホヤを新幹線で仙台駅から東京駅まで輸送し、隣接する商業施設「KITTE丸の内」のイベントスペースで販売した。東京駅エリアの飲食店6店舗では朝採れホヤを使用したメニューを提供し、認知向上と国内消費拡大に取り組んだ。
渡島噴火湾の毛ガニかご試験操業は、昨年より多い日産ペース。砂原漁協を除く4単協は先週末で許容漁獲量(ノルマ)に達した。組成は小主体でキロ3000円台。大は高値7000円台と堅調だ。
北海道の産地で活じめが一般化している春定置のトキサケ。さらなる付加価値向上を目指し、羅臼で今季から新たな挑戦が始まった。羅臼漁協の峯浜水産㈲(石川勝代表)と(有)丸モ田中漁業(田中英輔代表)の計2カ統が根室市の鮮魚卸業者・松田商店(松田英照社長)と連携し、神経じめで出荷。同商店の独自技術を武器に、道内外の消費地で差別化を狙う。松田さんが伝授する神経じめは、脳天からT字スパイクを刺し込んだ後にワイヤーを通し、神経を破壊する。加えて特徴的なのが、ある一定の電圧で心臓を動かして体内に残る「抜けきれない血」を絞り出す「強制的心肺蘇生放血」。電気刺激処理で魚体の細胞間でやり取りされている情報伝達信号を抑制し、身にかかるストレスを軽減させる。
宮城県の養殖ギンザケが盛漁期を迎える中、ニチモウは6月22日、グループ生産者の魚の、先進装置による効率的で迅速な水揚げ、出荷に移った。活魚船で生産者のいけすを回って集荷、志津川漁港でフィッシュポンプで陸揚げして電気刺激で沈静化し活じめ装置にかける。氷じめも含め日産20~25トンに上る。