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新聞記事

水産業向け一覧

掲載日:2022.07.25

福島吉岡促成、漁期後半迎え実入り向上

乾燥させ、丁寧に収納する促成(7月14日、福島地区)


 福島吉岡漁協の促成は序盤中心にシケが頻発し沖止めが続く地区もあったが、収穫作業は徐々に進行。漁期後半を迎え実入りも向上している。


掲載日:2022.07.25

留萌管内仮分散18日からスタート


 留萌管内で稚貝の仮分散が始まった。遠別が18日、北るもい、新星マリンが20日、増毛が22日に順次スタート。各漁協とも付着量は十分だが、成育に格差がある状況。遠別は1分3厘の目合いで始まったが、新星マリンは1分とやや小ぶり。ただ分散時期がずれ込み苦戦した昨年とは異なり順調に進んでいる。


掲載日:2022.07.18

SNSで海のフォロワーつかむ

旬のサケマスを使う看板商品「知床漬け」


 ウトロ漁協の定置網漁(有限会社新生漁業部)に従事、加工販売を手掛ける圓子瑞樹さん(26)は会員制交流サイト(SNS)を駆使し、前浜産の魅力発信、消費拡大に取り組んでいる。特に動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」で行う加工作業のライブ配信が人気を獲得。7月4日に直売所も開設し、旬をアピールする商品づくりで「若い世代にも漁業や知床の魚のおいしさを伝えたい」と“6次化”に臨んでいる。


掲載日:2022.07.18

釜石養サクラマス愛称「釜石はまゆりサクラマス」決定、来期事業化へ

今季初めて水揚げされた養殖サクラマス


 岩手県の釜石地域サクラマス海面養殖試験研究コンソーシアム(代表・平井俊朗岩手大三陸水産研究センター長)は11日、釜石湾で試験養殖しているサクラマス(地域名・ママス)の2季目の水揚げを開始した。初日は1尾2キロサイズを中心に4トンを釜石市魚市場に出荷し、最高値はキロ1380円。船上で瞬時に活締めした鮮度感と、在来種というなじみ深さが高く評価された。市の花にちなんだ愛称も決定。今年秋から事業化に移行し、5年ほどで出荷量を千トンまで増やす方針だ。


掲載日:2022.07.18

岩手コンブ実入り向上に期待


 岩手県産養殖素干しコンブの初入札会が8日、宮古市の県漁連北部支所で開かれた。前年同期比19%減の41トンが出荷され、主力の黒長切はほぼ前年並みの十キロ1万3千円台で取引された。
 漁協別出荷量は重茂36トン、田老町5トン。同支所によると、春先のシケ被害などもなく、生産はおおむね順調という。


掲載日:2022.07.18

北海道産ブリ、船上活じめ高値傾向-豊洲市場-

好評の船上活じめのブリ


 北海道産の野じめブリは航空便とトラック輸送で評価が大きく分かれている。北海道産にこだわる仲卸業者は「道東産で女満別空港から航空便で入荷するものは鮮度がいい」と強調する。一方、別の仲卸業者は「陸送では豊洲に着いた段階で氷が解けている場合がある」と改善を要望する。


掲載日:2022.07.18

シーフードレガシー、函館の川村水産を支援


 株式会社シーフードレガシー(東京都)は、函館市の株式会社マルヒラ川村水産が経営理念として掲げる「サステナブル・シーフードの調達」を実現するため、同社の水産物調達方針の策定とその実施の支援を開始する。科学的な根拠に基づく調達方針は、さまざまな経済的メリットも期待できるが、導入事例が少ないのが現状。この取り組みが広く周知されることで、導入する事業者が増えることにも期待を込めている。


掲載日:2022.07.18

発泡スチロール出荷7年ぶりプラス


 発泡スチロール協会によると、2021年の発泡スチロール出荷実績は前年比4.2%増の12万7700トンとなった。14年以来7年ぶりに対前年プラスとなり、全分野において対前年100%超えとなった。ただ、水産向け出荷は0.4%増の4万8272トンであり、協会では「昨年同様、イカやサンマなどの不漁やコロナ禍による飲食業への影響が継続し、十分な回復には至らなかった」との認識を示している。


掲載日:2022.07.18

廃カイロ活用、磯焼け対策で鉄粉投入


 えりも漁協東洋地区青年部は磯焼け対策などのため鉄粉を投入している。2019年3月はセメントブロック、22年3月は土俵と異なる手法で実施。吉田祐一部長は「ある程度の効果を確認できた。今後も継続して取り組み、投入数を増やしたい」と意欲を示す。





掲載日:2022.07.18

函館市イカ釣り、主漁場前浜に

極端な不漁だった前年序盤を上回る水揚げのスルメイカ(6月、函館漁港)


 函館市漁協のスルメイカ釣り漁は、極端に不漁だった前年を上回る出足。船間・日間差があるものの、7月12日現在の数量は前年同期比2.3倍の40トン、金額は83%増の4857万円となった。解禁から1カ月半が経過して主漁場は前浜(津軽海峡)に形成、ハシリに操業していた西津軽堆より圧倒的に近くなり、燃料消費も抑えられている。


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