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新聞記事

2024年4月の記事一覧

掲載日:2024.04.29

春の叙勲で大坂鉄夫氏 旭日双光章の栄誉


 2024年春の叙勲で、根室漁協組合長の大坂鉄夫氏が旭日双光章を受章した。道漁連副会長、道水産物貿易対策協議会委員長、根釧漁船保険組合組合長、日本漁船保険組合副会長など数々の要職を歴任。地域の漁業をはじめ全道・全国の水産業の発展に大きく貢献している功績が認められた。


掲載日:2024.04.29

生産と消費両輪に、担い手対策など重点推進-岡嶋秀典・道水産林務部長が就任会見-


 1日付で道水産林務部長に就任した岡嶋秀典氏は22日、記者会見し、水産行政かじ取りの抱負を語った。新たな増養殖を含めた栽培漁業の推進など生産回復対策と両輪の道産水産物の消費拡大を重要施策に強調。併せて担い手確保と人手不足に対応するスマート水産業、ゼロカーボン北海道に貢献する二酸化炭素吸収源の藻場保全・造成などブルーカーボンの取り組みを進めていく考えを示した。


掲載日:2024.04.29

活マツカワ卸値高騰、販路細る-東京都・豊洲市場-

厚岸産で活魚のマツカワ


 東京都・豊洲市場の活マツカワ消流は、キロ1万円超の高値を形成している。身厚になって歩留まりが良く、ホシガレイの代用品需要で価値が向上。ただ、活魚専門の仲卸業者は「現在の相場では顧客に強く売り込むことができない」と悩んでいる。用途が競合する東京湾産のマコガレイ(活魚)はキロ2万円とマツカワの倍。「マコガレイは例年梅雨に入るまでは肉厚で高値。それに比べればマツカワの方が勧めやすいが、1.5キロ以上で1万円以上は高過ぎる」と仕入れに慎重姿勢で臨む。


掲載日:2024.04.29

吟撰笹が農水大臣賞

魚の風味にこだわって開発。強い弾力の食感も特長


 株式会社阿部蒲鉾店(仙台市青葉区、阿部賀寿男社長、電話0120・23・3156)が製造・販売する「阿部の笹かまぼこ 吟撰(ぎんせん)笹」が、3月に開かれた全国蒲鉾品評会で最高賞の農林水産大臣賞を受賞した。原料の選定から配合割合、食感までこだわり抜いて開発した商品。マダイの豊かな香りも楽しめる点などが評価された。


掲載日:2024.04.29

宮古漁協トラウト出荷スタート


 岩手県宮古市の宮古漁協(大井誠治組合長)は23日、宮古湾で養殖した「宮古トラウトサーモン」3.1トンを市魚市場に今季初水揚げした。実証試験の期間を含めると5季目。いけすを3基から5基に増やし、7月までに前季比2倍の250トンの生産を目指す。


掲載日:2024.04.29

東しゃこたんエビかご不漁深刻

港内を回遊するイワシの群れ(4月23日、来岸漁港)


 東しゃこたん漁協のエビかご漁は積丹支所余別地区で来岸漁港を拠点に柏崎正勝さん(第十八勇福丸=19トン)の1隻が着業。漁を開始した3月末以降イワシの影響を受け不漁が続いている。


掲載日:2024.04.22

道産タコ高値疲れ


 一昨年来、高単価を形成している北海道産タコ。全体の水揚げが3年連続の2万トン割れとなり、低水準の供給量と搬入が不安定なアフリカダコ代替需要の生冷仕向けが影響。ただ、4年前の倍値まで上昇し、消流は高値疲れの様相。漁況、実消費など変動要素を抱えながらも品薄高に限界の気配が漂っている。


掲載日:2024.04.22

渡島噴火湾加工貝水揚げ終盤


 渡島噴火湾6単協(長万部・八雲町・落部・森・砂原・鹿部漁協)で加工貝の水揚げが終盤に入った。4月13日時点の水揚量は前年同期比3%減の3万5千トン。計画達成率は74%。日産数量は落部が370~380トン、長万部、森が約200トンなど。浜値は八雲町、砂原、鹿部の入札がキロ200円台前半、長万部、落部、森の値決めは200円。いずれも昨季の半値に落ち込んでいる。


掲載日:2024.04.22

えさんホッケ刺網出足100箱超の好漁

網に付着する泥の状況で水揚げが左右されている「バキバキ」(4月17日、えさん漁協本所荷捌所)


 えさん漁協尻岸内地区ほっけ刺網部会が生産するブランド「海峡ねぼっけバキバキ」の春漁が4月上旬に始まった。初日は唯一操業した髙島信幸部会長の幸栄丸が100箱(1箱5キロ詰め)を超える好漁に恵まれたものの、その後の水揚げは潮によって網に付着する「泥」の状況に左右されている。


掲載日:2024.04.22

皆無のボタンエビが急増

水揚げが急増したボタンエビ(4月15日、砂原漁港)


 ここ数年不振を極めている噴火湾3単協(落部・森・砂原漁協)のエビかごで、今年は春漁終盤に突如上向いた。大量発生している混獲のオオズワイガニが減少した矢先にボタンエビが急増。1隻数尾の水揚げから100キロ前後に増えている。着業者は「全盛期より少ないが、この好転を秋漁につなげたい」と期待を寄せている。


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