12年のキャリアを積んで夢を実現。4月の開店から客足は順調で、5人の在籍キャストと「真心のこもった接客」のくつろげる店を心掛けている。
中央区南6西4 第21桂和ビル3階
011・531・8770
午後7時~午前1時。日曜・祝日休。
宮城県女川町の㈱マルキン(鈴木欣一郎社長、電話0225・50・2688)は、一年じゅうおいしく食べられるカキ「黄金牡蠣」と、養殖ギンザケ「銀王」のブランドで知られている。
鈴木社長は、昭和52年に女川で初めてギンザケの養殖を手がけたパイオニア。
宮城県産養殖ギンザケが8日の産地入札から400円を割り、300円台後半に下がった。水揚げが相対販売含め100トンを超えて、生鮮で消化できず冷凍フィレーに回る分が増え、輸入品と競合したためとみられる。生産者サイドは盛漁期を前に「餌代にもならない。400円台まで戻してもらわないと」と不安を強めている。
噴火湾8単協(室蘭・いぶり噴火湾・長万部・八雲町・落部・森・砂原・鹿部)で組織する噴火湾ホタテ生産振興協議会(会長・大林弘志八雲町漁協組合長)は耳づりをイメージしたホタテのロゴを作成しブランド化を目指す。来年3月の北海道新幹線開業を見据え沿線道路8カ所に看板を設置し、バスなどで移動する観光客にアピールする狙いだ。
ウトロ漁協の相原晋一うに漁業部会長が手掛ける塩ウニが人気だ。従来は生ウニを出荷していたが、2年前から塩ウニに切り替えた。道の駅「うとろ・シリエトク」の漁協直売店「ごっこや」で販売されている。
根室市水産研究所はことし、ホッカイシマエビの種苗生産を開始した。5月下旬に親エビを確保し、6月頭にまとまってふ化。今後は体長3センチほどに成長させ放流する計画だ。放流後に追跡調査するための標識技術の開発も同時に進める。工藤良二水産指導主査は「共食いなどもあり尾数は減る。ことしはどの程度の数を生産できるか見極めたい」とし、今後に向けての状況把握に努める。
オホーツク海のけた引漁本操業は北部に続いて南部でも紋別、佐呂間、常呂の3単協を皮切りに始まった。値決め交渉も全域で順次スタート。佐呂間・常呂の初回は昨年より63円高のキロ193円、頓別は54円高の192円と高騰。枝幸は造成分で210円を付けており、大幅な減産計画が高水準の一因とみられる。
子どもを中心に魚介類を敬遠する理由に挙げられる「におい」。その魚臭がチーズ製造時の副産物・ホエー(乳清)で低減、マスキングされることが、道総研食品加工研究センターの試験研究で明らかになり、食べやすさなどの特徴付けで、水産加工品・関連商品への活用が広がってきている。
道は11日、知事選後の政策予算となる平成27年度補正予算案を発表した。水産関係ではスケソTACの大幅削減に伴う増養殖の推進など日本海振興対策、近年水揚げが増えているブリ、サバの消費拡大など8つの新規事業を盛り込んだ。補正額は51億6410万9000円で、当初予算と合わせた総額は274億3029万4000円。前年度当初比1%減となった。
盛漁期を迎えた宮城県産ホヤで3年子(平成24年度冬採苗)の水揚げが苦戦している。大きいサイズで人気の4年子がほぼ終わり、3年子が本番入りしたが、出荷の伸びない浜が多い。売れ行きは順調だが絶対量が多いという。韓国輸出がストップした中での生産回復で、4年子に繰り越す割合が高まりそうだ。