宗谷漁協のいさり樽流漁が不調だ。1隻で日量100キロに満たない着業者が増えている。年間千トン割れで過去最低だった昨年の序盤と比べ、さらに半減となる低調な出足に、漁協関係者は不安を募らせる。浜値は前年同期比3割高のキロ千円と高値に振れているが、減産をカバーできない厳しい操業が続いている。漁が始まった4月のミズダコ水揚量は前年同月比43%減62.4トン。5月はシケも影響し1~12日の出漁日数が3日で計5.5トン。同期間に7日で計67.3トンだった昨年より大幅に減少している。同漁協は「漁が薄く出漁しない着業者もいるが、1隻100キロ未満の船が多く、50隻前後で日量合計3トン程度」と話す。