青森県漁連(二木春美会長)は16日、青森市の県水産ビルで2025年度通常総会を開き、24年度の事業報告や収支決算などを承認した。24年度の総取扱高は計画対比101%の約249億円で計画を達成したものの、前年度と比べ約46億円(16%)のマイナス。スルメイカなど主力魚種の不漁に加え、高水温による大量へい死が続いたホタテの取扱高は4年ぶりに100億円を割り込む85億4672万円(前年度比33%減)だった。24年度の事業損失は7784万円(前年度比4%減)、経常利益は3億2074万円(同8.4倍)。当期余剰金は2億5864万円(同7.8倍)で、4期連続の黒字となった。