盛漁期の伸びが期待される秋サケの荷揚げ(10月2日、石狩湾新港東ふ頭)
北海道の秋サケ定置網漁は9月が1万5千トン台と、近年にない2万トン割れで折り返した。10月も全体的には漁期前予測並みの盛り上がりに欠ける滑り出し。浜値は出足の高騰から下方修正されたが、強気配。昨年は海水温降温後にペースが上がり、日量千トン前後が続いた10月前半の漁況に今季の行方がかかっている。