日高中央漁協浦河地区で刺網を営む第十八高漁丸(髙田悟船主)と第三十一高徳丸(髙城顕一船主)の2隻は、付加価値対策としてキンキン(キンキ、キチジ)の船上活じめに注力している。生きている魚の中から良型を選び素早く血抜き処理。帰港までは発泡下氷詰めで鮮度保持を図り同漁協市場に搬入。魚体の色や傷の有無、うろこの状態を確認するなど見た目も重視し、厳選した魚のみ出荷する。うま味や脂乗りなど身質のバランスがよく、東京のすし店などから高評価を得ている。