道は「ICT技術等を活用したコンブ生産増大対策事業」として共同乾燥設備モデルの実証試験に取り組み、天日干しに近い仕上がりや乾燥時間短縮などの成果が得られた。一方で、コスト軽減や乾燥のばらつきといった課題も見え、AI技術を活用したシステム制御のシミュレーションによる改良の検証を進めている。2020、21年度の2カ年で実施。16日に札幌の第2水産ビルで報告会を開き、道や事業に携わった株式会社KID釧路の担当者が、オンラインを含め出席した漁業者ら関係者100人以上にシステムの概要や成果を説明した。