八雲町とひやま漁協熊石支所サーモン養殖部会が海面養殖に取り組む「北海道二海サーモン」の生産体制を下支えする「八雲町熊石サーモン種苗生産施設」が稼働し、2023年で2年目を迎えた。昨年12月には種卵(発眼卵)10万粒を搬入、初めてとなる卵から幼魚を成育させる挑戦に乗り出した。同施設の道総研さけます・内水面水産試験場旧道南支場時代から現場で活躍する職員の技術力を生かし、ふ化した仔魚の餌付けなどが順調に進む。