大漁旗を掲げて小湊港内を航行する第十八北鳳丸
青森県平内町漁協の三津谷廣明組合長が船主のホタテ養殖船「第十八北鳳丸」(4.6トン、FRP)が竣工した。先代船に比べエンジンなどがパワーアップ。作業効率が格段に向上した。三津谷組合長は昭和40年代に本格化した陸奥湾ホタテ養殖の先駆者。後継者の息子に現場を譲った今でも「資源を維持しながら、担い手が育つ、もうかる漁業へのモデルケースを示したい」と血気盛ん。持続的・安定的な養殖生産の実現に心を砕く。