高値に振れたミズダコの出荷作業(11月8日、湧別漁協市場)
湧別漁協のタコ箱は、春先から低調な水揚げで終盤を迎えた。「例年より小型傾向で尾数も少なかった」と着業者。最近はオカ側中心に増えてきたが、1隻300キロ前後と例年並みの漁模様で推移している。一方、浜値は全道的な薄漁や輸入ダコ減少を受けキロ800円台と堅調。金額は昨年を上回っており、減産を浜値でカバーした。