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新聞記事

特集一覧

掲載日:2026.04.20

「鮮魚ボックス」直販伸長

ハッカクやタラ、ソイなどを詰め合わせた「鮮魚ボックス」の竹コース


 羅臼漁協で刺網を営む有限会社丸の野水産(野圭司代表)は、水揚げした魚を詰め合わせた「鮮魚ボックス」の直販が軌道に乗っている。低・未利用魚を中心に高級・大衆魚も扱い良質な魚だけを厳選。神経じめや活じめ(延髄切り)を施した鮮度の高さが売りで、産直ECサイトを通じて受注。道内外問わずリピーターが順調に増えるとともに、レビューの高評価が新規獲得にもつながり、昨年の売り上げは当初の3倍以上に伸長した。より珍しい魚だけを対象とした「へんな魚ボックス」も新たに展開するなど取り組みを深化させている。


掲載日:2026.04.20

海洋保全へ資源循環、多角的に連携 実践広がる-水産系廃棄物リサイクル特集


 海洋プラスチックごみの問題が深刻化し、その要因の一つとなっている漁網やロープなど使用済み漁具のリサイクルに取り組む動きが全国各地に広がっている。漁業者・漁協、廃棄物処理業者、製網会社、繊維会社、自治体などが連携。回収し、新たな漁網やロープ用原糸などへの再生、かばん・衣料品・文具・家具などへのアップサイクル、熱源利用といった展開が増えてきている。


掲載日:2026.04.20

「漁業者の協力あってこそ」-大水 インタビュー水産系廃棄物リサイクル特集


 使用済み漁網などのリサイクルを促進する団体「Re:ism(リズム、水産系プラスチック資材リサイクル推進協議会)」(会長・木下康太郎木下製網㈱社長)が発足した。これまでの「Team Re:ism(チーム・リズム)」の活動を大日本水産会が継承し、技術開発や消費者への認知向上も目的に、循環型社会の構築や環境負荷低減に注力する。「漁業者の協力なくして活動は成立しない。だからこそ負担をかけない取り組みにする」と大水の枝元真徹会長は語る。事業の展望を聞いた。


掲載日:2026.04.20

寿都のタコ珍味好評、薄味仕上げ、リピート獲得-東京都・豊洲市場-


 東京都・豊洲市場で北海道日本海産のミズダコを使った珍味が好評を得ている。寿都町の㈱吉崎水産が加工する「たこ珍」で、スライスして乾燥、素材の良さを生かした薄味仕立て。珍味仲卸業者が約1年前から取り扱いを始めて、居酒屋を中心にリピーターを獲得している。同仲卸では150グラム入り990円(税込み)で販売。メーカーの品名は「たこ珍」だが、顧客に分かりやすいよう「水たこチップス」の名称を追記。「食感は最初やや硬いが、口に入れるとすぐ軟らかくなり、タコ独特のもちもち感がある。薫製ではなく軽い味付けで仕上げているので食べ飽きしない」と評価する。


掲載日:2026.04.20

水研機構 芳野新理事長が就任、初の民間出身、「経営」意識


 水産研究・教育機構の理事長に1日付で就任した芳野正氏は8日、水産庁内で就任会見を実施した。初の民間出身の理事長となる芳野氏は「経営という言葉を意識して運営に臨みたい」と強調。求められる研究開発を推進し、社会実装を早期に実現する意欲を示した。人材育成や組織マネジメントの確立にも注力する。水産業界を取り巻く外部・内部環境が曲がり角に直面していると捉え、データを正確に把握した研究開発が求められていると認識する。施設の老朽化や予算の削減など機構の内部環境による課題も顕在化しているが「単なる壁ではなく、むしろ伸び代があるものと捉える。伸び代のある組織は変革によって大きく伸びていく」と意気込む。これまで機構が進めてきた組織内の統合など、シナジー効果が早期に現れることを期待する。


掲載日:2026.04.20

三陸やまだ漁協、岩手産トラウト出荷開始


 岩手県山田町の三陸やまだ漁協(菊地敏克組合長)は13日、山田湾で手がける養殖トラウト「岩手三陸やまだオランダ島サーモン」の今季出荷を開始した。県内の海面養殖では一番早い開幕となる。初日のサイズは2キロを主体に1~2.5キロアップで計7.4トン(約3800尾)、全量入札販売で初値キロ平均1150円。事業化3年目、一層の増産を図るほか買受人と協力しブランド認知拡大に注力。一部に自家育成の稚魚も投入した。


掲載日:2026.04.20

浜中漁協 養殖ウニ 減産増額


 浜中漁協の養殖ウニは2025年度の取扱金額が前年度比17%増の4億2192万円(税抜き)と2年連続で過去最高額を更新した。数量は9%減36.2トン(殻付き出荷)で前年度を下回ったものの、キロ平均単価が28%高1万1655円に上昇。金額を押し上げた。浜中湾と琵琶瀬湾を養殖場に56軒が着業。円筒型養殖かごを使用し、1軒のし3本を上限にエゾバフンウニを稚ウニから出荷サイズまで育成している。出荷時期は例年9月から翌年5月まで。


掲載日:2026.04.20

小樽市漁協地まき用稚貝出荷おおむね順調


 小樽市漁協の地まき用稚貝出荷は、日産でトラック10台と順調に始まった。サイズはやや小型傾向だが注文粒数は確保できる状況。4月前半にシケの影響で足踏みしたものの、おおむね計画通りに作業を進めている。5単協向けに、昨年の1億6550万粒を上回る生産計画。野付向けを皮切りに3月23日から始まっている。


掲載日:2026.04.20

のし昆布、供給量少なく


 加工メーカーや手すき業者は、角切りのつくだ煮や塩吹き、おぼろなど昆布製品の原料として幅広く使われている「のし昆布」の仕入れに苦慮している。浜の高齢化・人手不足が慢性化する中、製品化に手間がかかることなどから生産量が減少しており、消費地業者は「これまで受け継がれてきた伝統の技術・食文化が失われていく」と危惧する。生産量を示す道水産物検査協会の格付実績によると、2025年度の渡島地区の「ま折促成」は159トン。減少傾向が続き、15年度実績(354トン)の45%まで減った。


掲載日:2026.04.20

庄野地区エゾバイ資源安定

資源が安定しているエゾバイツブ(4月15日、庶野漁港)


 えりも漁協庶野地区のエゾバイツブかご漁が20日に終漁した。前年に比べてイワシの影響が少なく資源も安定しており、ノルマを順調に消化した船も。中村洋一部会長は「規格外の小さいツブもいる」と話し今後の順調な成長に期待する。


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