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新聞記事

加工流通一覧

掲載日:2025.06.02

青森産トラフグ急増-東京都・豊洲市場-


 東京都・豊洲市場で青森産トラフグの入荷が急激に増加している。昨年4月~今年4月の年間取扱量は前年同期比1.7倍増の7434キロ。ただ、需要期外で消流が低調なため販売は苦戦し、キロ平均単価は同3%安の1226円で推移した。


掲載日:2025.06.02

道産品の魅力発信


 道水産林務部は5月24、25の両日、イオン北海道株式会社と連携し、札幌市のイオンモール札幌平岡で道産水産物PRイベント「ほっかいどう大漁まつり」を初開催した。8市町から漁協・漁業会社、水産加工業者の計10団体・業者が集結。全道各地の生産者団体と加工業者が一堂に介し、前浜産・道産水産品を販売する機会は珍しく、普段店頭に並んでいない特産品を買い求める札幌市民らでにぎわった。


掲載日:2025.06.02

中計達成へ売買強化-極洋 今期事業方針-


 株式会社極洋(井上誠社長)は5月27日、札幌市で道内の取引先で組織する北海道極洋会(会長・武藤修丸水札幌中央水産株式会社会長)を開き、引き続き水産事業を柱に食品、生鮮の各事業の伸長を進めていく今期の事業方針を説明した。米国・トランプ政権の関税政策で世界経済の先行きが不透明下、売買の強化など各種施策を打って中期経営計画の達成を遂行していく。


掲載日:2025.05.26

北海大和、小樽市銭函に新社屋・工場

トラックヤードを3カ所設けた工場


 加工食品メーカー・株式会社北海大和(堀田健一社長、電話0133・77・8150)の新社屋・工場が8日に稼動を開始した。札幌市東区から小樽市銭函4丁目190番6の石狩新港地区に新築移転。製造設備の増強・能力アップで、秋サケ・コンブなど道産素材を柱に商品展開する粉末スープ・ふりかけ・お茶漬け・レトルト食品の生産体制を拡充した。「北海道からおいしさと笑顔を」の理念で国内外の需要先への安定供給、販売拡大に一層取り組んでいく。


掲載日:2025.05.26

カットの仕組み動画で


 食品機械メーカーの株式会社ドリマックスは万能スーパースライサー/ダイサー(F2000S/D)の解説動画を作成した。プロの販売士であるキングダム中野さんが出演し、1回の切断によるダイスカットや食材の断面がきれいになる仕組みを紹介。豊富な実演シーンと引き込まれる話術が相まって、機械の性能を余すことなく発信している。


掲載日:2025.05.26

様似町のダイシン「生こんぶ茶」発売

濃縮タイプの「生こんぶ茶」


 様似町で昆布加工・卸を手掛けるダイシン株式会社(廣田義文社長、電話0146・39・1000)はこのほど、日高産根昆布が原料の「生こんぶ茶」を発売した。昆布茶では初という濃縮液体タイプ。食塩は使わず、根昆布由来の優しい塩味が特長で、希釈して味わう。調味料を加えて昆布だしにもアレンジでき、さまざまな料理に使える。


掲載日:2025.05.19

だし文化継承目指す

一番人気の「老舗の天然うま味パック」


 創業77年に上る札幌市の削り節製造販売業・有限会社富樫政雄商店(富樫悠平社長、電話011・831・6681)はコロナ禍を契機に卸専門から業容を広げ、小売りで消費者にだしの訴求に挑んでいる。昨年9月には工場1階に店舗スペースを開設。若年層にもアプローチを狙ったパッケージと併せて商品開発に専心努力。世界に誇るだし文化の継承、食産業発展の下支えを見据えている。


掲載日:2025.05.19

離島の冷凍カキ、中東へ


 中東への水産物輸出で新たな成功モデルが生まれている。岡山県笠岡市の勇和水産(藤井和平社長)は北木島で養殖された冷凍殻付きカキ「EMPEROR OYSTER」をドバイ(アラブ首長国連邦)の五つ星ホテルや高級レストランに輸出し、日本国内以上の価格で取引している。自社の「喜多嬉(きたき)かき」ブランドを海外向けに展開した戦略が実を結び、中東の富裕層の需要を着実に拡大している。


掲載日:2025.05.05

おかず3品 売場拡大


 古宇郡漁協神恵内女性部(村田由紀子部長)は、レトルト加工の瓶詰めシリーズで前浜産を日常の食卓に訴求している。現在、秋サケ・サクラマス・クロソイを素材に和・洋・中の3品を展開=写真。ふるさと納税返礼品、地元道の駅に加え、4月26日開業の温泉施設に新たな売り場が加わった。消費機会の増大に向け、これまでのセット販売から単品販売に挑戦。商品アイテムの拡充を目指し、新素材で試作にも乗り出している。


掲載日:2025.05.05

福島産の注目上昇-東京都豊洲市場、活シャコ-

福島県から入荷した活シャコ


 福島県産の活シャコが東京都・豊洲市場で注目されている。ボイルのチルド・解凍品より調理の幅を広げやすく、自店の味にこだわる飲食店に受け入れられている。また、宮城県産が近年、活出荷が減り、ボイル品の出荷が増加しており、料理人にとって福島県産の活が貴重な存在となっている。
 福島県産の相場はキロ3500円と例年並みの価格帯。仕入れた活魚仲卸は「普段は春先から初冬まで宮城県産を扱っていたが、近年入荷が減ってきて、昨年はとうとうなくなりボイル品のみになった。水温・気温の上昇で生かして管理するのが難しくなったのだろう」と眉をひそめる。


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