宮城県漁協志津川支所のカキ生産グループが試験養殖する「あまころ牡蠣」に弾みがつきそうだ。天然採苗のシングルシード(一粒種)養殖で、今季の種苗を豊富に確保できる見通しとなった。これまで2年のチャレンジで生産技術はほぼ確立。未産卵となる1年養殖の殻付出荷に向け、採苗分散から事業化が期待される。