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新聞記事

特集一覧

掲載日:2023.12.11

猛暑で遅れも品質上々-宮城乾のり初入札-


 宮城県漁協は2日、県産乾のり「みちのく寒流のり」の今季初入札会を塩釜総合支所・乾のり集出荷所で開いた。販売枚数は2502万3800枚(前年同期比14%増)に上り、1枚当たりの平均単価は17円95銭(同2倍)と過去10年で最高。猛暑による高水温のため最も遅い共販開始となったものの、上物主体に数量もまとまったことから引き合いは強かった。


掲載日:2023.12.11

宮城県産タチウオ入荷増で存在感-東京都・豊洲市場-


 東京都・豊洲市場で11月下旬から宮城県産のタチウオが入荷している。2015年以降水揚げが増加し、豊洲の入荷量も伸長。脂乗りが良く、季節商材として引き合いを得ている。


掲載日:2023.12.11

「水産業守る」パッケージに新施策


 農林水産省と経済産業省は、ジェトロ(日本貿易振興機構)やJFOODO(日本食品海外プロモーションセンター)などと連携し、ALPS処理水の海洋放出以降の一部の国・地域による輸入規制強化を踏まえた「水産業を守る」政策パッケージに基づき、ホタテなど水産物の輸出先の多角化に向け、さまざまな取り組みを実施している。国内外での商談を組成するための新たな施策をこのほど打ち出した。新たな商流構築に向け、着実に取り組んでいくとしている。


掲載日:2023.12.11

ナマコたも漁、ナマコ資源は回復途上


 いぶり噴火湾漁協のたも採り漁が盛漁期に入った。有珠支所のナマコ漁は着業者1人当たり日量30キロ前後、多い人は70キロの水揚げ。資源量は「あまり回復していない」と話す着業者が大半を占めるが、昨年より獲れている場所もあるよう。一方浜値はキロ2千円台前半。中国の禁輸措置に伴い昨年の3~4割安と大幅に落ち込んでいる。


掲載日:2023.12.11

だし昆布業務筋は回復基調


 だし昆布の消流は贈答関係の需要減退などを背景に低迷が続いている。一方、コロナ禍に冷え込んだ業務筋は、外食消費の回復基調を受けて徐々に需要が戻り、コロナ前水準まで改善した卸業者もいる。


掲載日:2023.12.04

末端需要弱く、製品市況は不透明感漂う-カニ特集-


 カニ商材の主力・タラバとズワイの消流は12月に入っても末端からの引き合いが弱く苦戦している。忘年会の減少で外食需要が振るわず、量販店や百貨店などの売り場は豊漁だった日本海産の取り扱いを優先。物価高などで消費者の節約志向も強まっており、年末商戦の製品市況、荷動きとも不透明感を抱えている。


掲載日:2023.12.04

「対馬・八戸沖の実態知って」沿岸漁民代表らが訴え


 JCFU全国沿岸漁民連絡協議会に所属する北海道から沖縄県の沿岸漁民の代表者らが11月29日、農林水産省を訪問し、対馬沖のアカムツ操業や八戸沖のスルメイカ操業で起きている実態について、対処を行うよう農水大臣に要請した。これらの操業に関わっている沖合底引網や大中巻網など大きな漁獲圧力を持つ大臣許可漁業に対し、監督官庁である農水省が指導するよう訴えた。日本周辺の水産資源を守り、沿岸漁業や沖合漁業が持続的産業として発展できるよう求めた。


掲載日:2023.12.04

西網走漁協シジミ、後続群に手応え、来年増枠か

資源の回復が期待される網走湖のシジミ


 西網走漁協の網走湖のシジミ漁は、4割減に落ち込んだ昨年並みの300トンを水揚げし10月末に終漁した。同漁協では「なんとか計画の300トンを達成できた。後続群が順調に成長しており来季は100トン増の400トンに戻したい」と見通す。


掲載日:2023.12.04

米国の展示会で好感触、つくだ煮など各種PR


 株式会社浪花昆布(神戸市、小濱敬一社長)は10月、ニューヨークとロサンゼルスで開かれた「ジャパニーズフードエキスポ2023」(日本食文化振興協会主催)に出展、各種昆布製品をPRした。中でも同社の看板商品であるつくだ煮が好評を博すなど、現地での反応に手応えをつかむとともに海外での商機を探った。ジェトロ(日本貿易振興機構)の海外人材育成塾に参加したことをきっかけに出展案内を受け、初めて海外の展示会に参加。小濱洋子常務が中心となり、市場調査を兼ねて昆布製品を販売した。出展ブースにはつくだ煮の「生姜昆布」をはじめ、ふりかけるタイプの塩昆布「ひとふり昆布」や「だししお」、液体昆布だしなど自社製品を並べ試食も提供。英文で作成したパンフレットも用意した。


掲載日:2023.12.04

オ海11月末微減31万4801トン


 オホーツク海沿岸の11月末ホタテ水揚量は、漁場造成を合わせ前年同期比2%減の31万4801トンとなった。南部・オホーツク管内の常呂、紋別が4万トン超え。11月で北部・宗谷管内4単協が終漁(11月27日付既報)、南部は5単協が終漁し、湧別、佐呂間、常呂が12月中旬まで続ける。
 北部が昨年の水揚げに1割ほど届かなかった半面、南部は5%増の19万5031トンと増産。歩留まり、アソートが低下する終盤に、下降幅が小さい漁協も見られたことが一要因。


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