函館市漁協根崎支所のガゴメ製品「あらつぶ」(内容量40グラム)と「きざみ」(同30グラム)は、種付けからわずか半年で収穫する養殖若葉を使用、さまざまな健康効果が期待できるフコイダンを高濃度で含んでいるのが特長。3年ほど前からは新たなパッケージで展開している。
総務省の家計調査によると、昨年1年間の1世帯当たり(2人以上)の昆布購入金額は、富山市(前年比11%増1888円)が全国主要都市の中で最も多く、5年連続の全国一となった。昆布つくだ煮は、前年26位の大阪市(同90%増2360円)が1位に。両品目とも上位は昆布食文化が根付く近畿・北陸勢が大半を占めた。
株式会社寺島商会(函館市、寺島達則社長、電話0138・46・5527)の新型コンブ洗浄機「昆布フレッシャーKS─6」は、旧型より2本多い6本ブラシで洗浄力をアップ。加えて硬軟2種の毛を組み合わせたツートーンブラシを採用、コンブを傷めずに、泥や毛(ヒドロゾア)など付着物を除去できる。
財務省の通関統計によると、2018年の食用干し昆布の輸出数量は前年比14%増の460トンと回復した。全体の6割を占める主力の台湾が同3割増となった。キロ平均単価は全体で同8%高の1766円。上昇傾向が続いており、昨年は10年前の09年と比べると34%高。商社筋は「道産昆布の価格上昇が根底にある」と話す。
道女性漁業士の食育研修会が18日、札幌市の第2水産ビルで行われた。日本昆布協会の消費拡大事業をサポートする「昆布大使」の金子由美さんが講師を務め、美容・健康効果などを解説したほか、8種類のだしの飲み比べも実施。コンブ産地を中心とした参加女性漁業士らは成分含有量やうま味の相乗効果などについて知識を深めた。
昆布森漁協青年部(能登崇部長)が試験的に取り組むトロロコンブ養殖は、昨夏収穫分が「今までにないほど」の厚い付着状況となった。同部員が湯通し後に細かく刻んでパック詰め。各イベントで売り込み、完売する人気を見せた。一方、水揚げし切れなかった分は間引きを行い今夏まで垂下、2年目の生育状況を確認する。
青森県の昨年のコンブ実績は、数量が前年比29%減の290トン、金額は同30%減の5億7700万円、キロ平均単価は同2%安の1986円となった。
コンブの生産減、消費低迷が続く中、各研究機関は、地元漁協や企業と連携しコンブ漁業振興、需要喚起に向けた取り組みを進めている。製品化や試験養殖、品質向上につながる技術開発などで、今後の成果やさらなる発展が期待される。
海洋土木の(株)菅原組(函館市、菅原修社長)は、松前沖でのコンブ養殖プロジェクトを立ち上げてから10年目を迎えた昨年暮れ、海藻活用研究会(安井肇会長)と連携しガゴメコンブの養殖を新たに始めた。今後は「松前」のブランドを冠した新たなガゴメ商品開発に取り組む。
道昆布漁業振興協会(川崎一好会長)は6日、札幌の水産ビルで「平成30年度北海道昆布漁業に関する懇談会」を開いた。7回目を迎えた今回は道内6地区の女性漁業者11人が参集。生産工程の中で女性が重要な役割を担う陸作業の現状や課題をはじめ、採取や増産などもテーマに女性目線・立場ならではの意見を交わした。