道南産鮮魚を海外市場に販売する水産物卸業・有限会社サンフーズ(函館市、小林真実社長、電話0138・43・5655)はこのほど、水産加工と食品製造を融合した複合施設の建設に着手した。総工費約1億8000万円をかけ、来年2月末の完成を目指す。
道産商材の代表格「開きホッケ」を主力に魚食文化・干物の製造販売を手掛けて半世紀。厳選素材、食塩のみの無添加、手作りの風味・食感を守り続け、地元・帯広をはじめ全国各地に販路を確立している。ことし一大消費地・札幌で催事販売に乗り出し、新たな愛顧者の獲得にも臨んでいる。
原魚のマボッケは礼文、羅臼を主体に使用。能本博道取締役営業本部長は「製品の良しあしは原料で決まる。産地、時期を吟味し、一級品を確保する」と説明。原料に応じた塩の漬け込み、乾燥時間など製造技術と併せ、長年積み重ねてきた確かな商品作りへの評価から、地元中心に「ほっけ屋」の名で通っている。
岩手県大槌町と㈱壮関(関雅樹社長、本社・栃木県矢板市)の工場立地などに関する協定書調印式が24日、同町役場で行われた。壮関の新工場は同町安渡地区に計画され、HACCP準拠で茎ワカメの加工製品を生産する。平成28年1月の稼働が予定される。
札幌市中央卸売市場の荷受マルスイ札幌中央水産株式会社(武藤修社長)は、南茅部(函館市)産の船上活じめメジマグロの販売に力を入れている。夏場の定置物を高鮮度状態で凍結。ラウンドに加え、ブロック、ロインなど年間通して安定供給できる高品質の道産マグロとして売り込んでいる。
東日本大震災からの復興のサポートや水産関連の6次産業化支援に向けたさまざまな事業を展開している日本海洋資源開発株式会社(本社・岩手県盛岡市、中町匡志社長)は、岩手県大船渡産のアユを原材料とした新商品を開発した。「極上・宝鮎」のネーミングの4種のシリーズ。いずれも手作りにこだわった逸品だ。
太陽光パネルを設置しオール電化の高政女川本店工場・店舗
宮城県女川町のかまぼこ専門加工業・株式会社高政(高橋正典社長、電話0120・33・2854)は、高品質、高鮮度の原料とすり身技術の高さを誇りに、多彩な商品を展開。いずれも高い人気を誇る。太陽光発電設備や加工場見学コース、体験コーナーなどを設けている女川本店と工場が9月でオープン3周年を迎え、20日から感謝の気持ちを込めた「がんばっぺ祭り」を開催する。
帯広地方卸売市場株式会社(山室俊晴社長)は百貨店などの物産展向け海鮮弁当の商品展開に取り組んでいる。食品製造販売の㈱モア・フーズ、帯広物産協会と連携。物産展で人気の高い弁当で全国へ十勝産魚介類をアピール、認知度を高める狙いだ。
株式会社イチヤママル長谷川水産(本社・八雲町落部、長谷川博之社長)の100%子会社で鮮魚一次加工の株式会社白老フーズ(白老町竹浦、中村慎治社長)の新工場と冷蔵庫が、秋サケ開幕とともに本格稼働を始めた。冬にはスケソも控えドレス処理が中心。加工処理・凍結・保管のいずれも、能力が格段に増大した。集荷力を強みに前浜鮮魚を幅広く扱い、雇用創出でも地元の期待を背負っている。
エア・ウォーター物流株式会社(本社・札幌市)が岩手県釜石市に建設した水産物流センター「釜石低温センター」の竣工式と祝賀会が3日に現地で開かれた。
同センターは、東北エリアなどを管轄するエア・ウォーター食品物流株式会社(本社・仙台市)が運営。マイナス15~25度のフローズンを主体に、チルドや常温の3温度帯の保管能力を持つ。
株式会社大成水産(札幌市、國分一夫社長、電話011・717・5522)は、ことし7月で創業25周年を迎えた。干貝柱を中心とするホタテ加工製品をはじめ干ナマコ、サケとば、するめといった乾物製品や魚卵、加工原料魚、コンブ製品まで幅広い水産製品を取り扱う卸売業者として発展し続けている。