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新聞記事

加工流通一覧

掲載日:2014.10.13

名古屋市中央卸売市場 道産鮮魚はサンマが主役

 名古屋市中央卸売市場(本場)の秋の道産鮮魚取り扱いは、厚岸や根室などの道東サンマが主役。荷造りや鮮度保持で評価が高く、人気商材となっている。
 市場内に積まれた発泡詰めサンマは、北海道産のほか三陸など本州産も並び、発泡には産地の各業者名が明記されている。ある仲卸は「北海道産が人気で、特に数社は荷造りが上手」と話す。


掲載日:2014.10.13

酒徳昆布/創業100年の専門店 若手職人削るおぼろが看板

平成24年に創業100年を迎えた酒徳昆布

 三重県伊勢市にある㈱酒徳昆布(里村悟社長)は、平成24年に創業100年を迎えた昆布専門店。シンプルな味で、素材の良さを最大限に引き出す伊勢の「生なり文化」にこだわり商い。道南産真昆布が原料のおぼろは、創業以来注ぎ足しの酢で漬け前し、業界では珍しい若手職人が削るこだわりの逸品だ。
 明治45年の創業以来昆布一筋に商い。おぼろやとろろから始まり、当初は卸主体だったが30年ほど前に小売中心に。おぼろ以外にもだしや昆布巻など各種昆布製品を販売するほか、伊勢神宮にも奉納。内宮前の「おかげ横町」ではおぼろ削りを実演販売する。


掲載日:2014.10.13

森・澤田水産/凍結庫増設、能力2.5倍に 注文増対応、安定生産図る

増設された凍結庫

 森町砂原の(株)カネキチ澤田水産(澤田光社長、電話01374・8・2162)は凍結庫を増設。スケソ、ホタテなどの処理能力を高めた。
 凍結能力は15トン2基の1日2回転で日産60トン。マイナス60度。10月上旬に稼働を開始し、既存施設と合わせて2.5倍の100トンに増強した。
 冷凍システムは、低凝縮圧力での運転、冷媒と庫内の温度差の極小化などの制御を可能にした「イータマックス冷凍システム」(納入・井戸冷機工業(株))を採用した。
 高効率運転の省エネ型で、澤田社長は「凍結時間が短縮化でき、高品質冷凍に加え、電気代が3割以上節減できる」と導入メリットを説明する。


掲載日:2014.10.13

気仙沼のオサベフーズ/サーモンフライなど給食向け実績基礎に

ほど良い食感でサケ本来の味が堪能できるサーモンフライ

 宮城県気仙沼市の冷凍食品製造販売・㈱オサベフーズ(澤英機社長)はことし、主力の給食向けに加え、流通大手のイオングループと連携し、東北エリアでの販売に乗り出している。「サーモンフライ」など、調理専門従業員と新商品試作を繰り広げてきた自慢の商品を展開している。
 同社は昭和63年に陸前高田市に本社工場を設立。平成19年に気仙沼市にハンバーグ専門工場とメンチカツ工場を開設して多彩な食品加工事業を展開してきた。
 震災で気仙沼市と陸前高田市の3工場が全壊。気仙沼市岩月の工場を修復し、震災翌年4月から再開した。陸前高田市では、竹駒町の元食品工場を譲り受けて改装し「岩手工場」として昨年4月に稼働を開始した。


掲載日:2014.10.06

サンフーズ 高鮮度海外出荷へ工場新設

 道南産鮮魚を海外市場に販売する水産物卸業・有限会社サンフーズ(函館市、小林真実社長、電話0138・43・5655)はこのほど、水産加工と食品製造を融合した複合施設の建設に着手した。総工費約1億8000万円をかけ、来年2月末の完成を目指す。


掲載日:2014.09.29

帯広・能本水産  ホッケ主力に半世紀-手切りの干物愛顧者つかむ

手切りならではの風合いが売り

 道産商材の代表格「開きホッケ」を主力に魚食文化・干物の製造販売を手掛けて半世紀。厳選素材、食塩のみの無添加、手作りの風味・食感を守り続け、地元・帯広をはじめ全国各地に販路を確立している。ことし一大消費地・札幌で催事販売に乗り出し、新たな愛顧者の獲得にも臨んでいる。
 原魚のマボッケは礼文、羅臼を主体に使用。能本博道取締役営業本部長は「製品の良しあしは原料で決まる。産地、時期を吟味し、一級品を確保する」と説明。原料に応じた塩の漬け込み、乾燥時間など製造技術と併せ、長年積み重ねてきた確かな商品作りへの評価から、地元中心に「ほっけ屋」の名で通っている。


掲載日:2014.09.29

大槌町 茎ワカメ加工場誘致-壮関と立地協定書に調印

立地協定調印を交わす碇川豊大槌町長(左)と関雅樹社長

 岩手県大槌町と㈱壮関(関雅樹社長、本社・栃木県矢板市)の工場立地などに関する協定書調印式が24日、同町役場で行われた。壮関の新工場は同町安渡地区に計画され、HACCP準拠で茎ワカメの加工製品を生産する。平成28年1月の稼働が予定される。


掲載日:2014.09.22

南茅部産マグロ拡販 活じめ高鮮度売りに

拡販を進める南茅部産メジマグロのラウンド・加工品

 札幌市中央卸売市場の荷受マルスイ札幌中央水産株式会社(武藤修社長)は、南茅部(函館市)産の船上活じめメジマグロの販売に力を入れている。夏場の定置物を高鮮度状態で凍結。ラウンドに加え、ブロック、ロインなど年間通して安定供給できる高品質の道産マグロとして売り込んでいる。


掲載日:2014.09.22

大船渡名物へ「極上・宝鮎」シリーズ4商品開発

重厚な箱に入れられた「宝鮎」シリーズの商品

 東日本大震災からの復興のサポートや水産関連の6次産業化支援に向けたさまざまな事業を展開している日本海洋資源開発株式会社(本社・岩手県盛岡市、中町匡志社長)は、岩手県大船渡産のアユを原材料とした新商品を開発した。「極上・宝鮎」のネーミングの4種のシリーズ。いずれも手作りにこだわった逸品だ。


掲載日:2014.09.15

蒲鉾本舗 高政 女川本店・工場3周年 感謝の「がんばっぺ祭り」

太陽光パネルを設置しオール電化の高政女川本店工場・店舗

 宮城県女川町のかまぼこ専門加工業・株式会社高政(高橋正典社長、電話0120・33・2854)は、高品質、高鮮度の原料とすり身技術の高さを誇りに、多彩な商品を展開。いずれも高い人気を誇る。太陽光発電設備や加工場見学コース、体験コーナーなどを設けている女川本店と工場が9月でオープン3周年を迎え、20日から感謝の気持ちを込めた「がんばっぺ祭り」を開催する。


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