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新聞記事

加工流通一覧

掲載日:2015.07.27

稚内・石崎食品販売 レンジで簡単調理品に力

レンジ調理のホッケスティックフライ

 稚内市の有限会社石崎食品販売(石崎幸治社長、電話0162・24・1635)は、稚内産魚介類の加工販売で、レンジ加熱・調理の簡便食品に力を入れている。煮魚・焼魚のほか、バイヤーの提案に応え、昨年からフライにも商品の幅を広げた。


掲載日:2015.07.20

極洋の新中期計画始動-塩釜新工場、12月竣工/家庭用冷食、関西へ展開

 大手水産会社の(株)極洋(多田久樹社長)は14日、道内の取引先で組織する北海道極洋会(会長・武藤修マルスイ札幌中央水産(株)社長)を札幌市で開き、新中期経営計画(2015~17年度)の初年度となる今期の事業方針を説明した。冷凍食品事業は12月に竣工予定の塩釜新工場を活用した即食食品など付加価値商品の製造・販売を加速。昨年に本格参入した家庭用は売上高10億円を目標に、関西圏への進出を含め導入店舗の拡大を目指す。


掲載日:2015.07.20

プラかご用断熱シート-氷長持ち/地元密着の注文生産

かごの寸法に合わせて作った縁付き断熱シート

 紋別市のスノークリーンマツイ(松井利憲社長、電話0158・20・4243)が製造・販売する漁業用の断熱シートが地元・紋別漁協の漁業者に好評だ。氷の保管・運搬に使うプラスチックかご(1200番)の寸法に合わせた規格。氷が長持ちし、スコップなどで叩けばすぐに砕けるなど使い勝手が良く、漁獲物の鮮度保持を後押ししている。


掲載日:2015.07.13

メキシコ・カリブ海で漁業 加工へ 釧路の岩山商店

タコの冷凍前製品

 メキシコ、中南米のカリブ海沿岸で、釧路市の水産加工業者などが水産資源開発プロジェクトに乗り出す。タコ、カニ、ナマコの3魚種を柱に新たな操業漁場を開拓し、現地で漁獲物を加工、早ければ9月から日本国内への搬入を開始する。3カ年計画で完成年の29年には取扱数量を3万7000トンまで拡大。ロシア200カイリのサケマス流網漁禁止や前浜資源の減少などで先行き不透明感を抱える北海道水産業界の原料需要に応えていく。


掲載日:2015.07.13

厚岸・ヒシナカ 活貝主力に安定出荷

畜養時の管理を徹底。水槽内は底がはっきり見えるぐらい澄んでいる

 厚岸町の株式会社ヒシナカは平成3年の法人化以来、厚岸前浜産をはじめ北海道の魚介類を全国各地の市場、業務筋などに出荷している。特にカキ、アサリ、ツブなどの貝類は、24時間清浄海水を取水、使用できる畜養設備・施設を完備。品質管理と安定供給を続け、信頼の維持に臨んでいる。


掲載日:2015.07.06

解凍ドリップ抑制、簡単に/凍結温度下げ新技術

カツザメの凍結試験で、新しい技術を使った左のブロックの刺身は解凍後も身がしまり、えぐ味がなかった

 宮城県気仙沼市の(株)大晴設備工業(渡辺海司社長、電話0226・23・2707)は、魚を凍結する温度帯を零度より下げる技術を見いだし、解凍時のドリップ流出を抑えた。柵取りした刺身のうまさを保つ。6月に特許申請した。家庭でもできる簡単な技術で、マイナス20度の凍結、自然解凍でよいという。


掲載日:2015.07.06

羅臼天然を世界一レストランに/黒部の四十物昆布

羅臼昆布中心に各種商品が並ぶ店内

 黒部市生地にある㈱四十物昆布(四十物直之社長)は昭和24年(1949年)に創業、とろろなど昆布製品の加工販売が中心で、生地本店のほか百貨店「大和(Daiwa)」の富山・高岡両店にも直営店を構える。原藻卸も手掛け、主力の羅臼天然は世界一のレストランといわれる「noma(ノーマ)」(デンマーク)にも卸す。


掲載日:2015.06.29

刺身こそファストフィッシュ 岡清の女川丼

女川自慢の海の幸がこぼれんばかりの女川丼。1300円(特選2600円)

 宮城県女川町で冷凍の切身などを中心に製造する株式会社岡清(おかせい)。前浜直送の新鮮な魚介類が食べられる店舗「お魚いちば おかせい」で出される女川丼が人気だ。
 その日穫れた新鮮な材料を山盛りにした海鮮丼で、ネタは漁次第。「今まで150種くらいつくった」と岡明彦専務はいう。


掲載日:2015.06.29

本州スーパー、道内産地回り 専門家が指南役に

 スーパーなど道外の流通業者が道内産地を回り、原料発掘から商品開発まで行う手法で道産商材を調達、商品力の強化に動いている。産地と末端売り場の動向を熟知した専門家がコーディネート。道内加工メーカーも末端との直接取引、本州マーケットへの販売拡大の窓口として着目、商品提案に臨んでいる。


掲載日:2015.06.22

一印旭川魚卸売市場・竹田社長に聞く 新会社の成長戦略

 札幌市中央卸売市場の荷受、丸水札幌中央水産㈱への事業譲渡で、4月1日に発足した新生・株式会社一印旭川魚卸売市場。道北の水産物流通拠点として顧客満足度の向上、道外マーケットへの販売拡大などを成長戦略に新たな一歩を踏み出している。竹田剛社長(56)に経営方針などを聞いた。


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