枝幸町の海洋食品株式会社(三國浩司社長、0163・62・3731)は、前浜・枝幸産の生原料で製造するサケ缶詰を差別化商品に位置付けていく。初年の昨年に個人客のリピーターをつかんだほか、ことしは協同購入の食材宅配、百貨店の通販に採用され、増産を計画している。
水産物卸・小売の株式会社フーディソン(東京都中央区、山本徹社長)は、自社用に開発・運用している鮮魚に特化した受発注システム「魚ポチ(ウオポチ)」を、他業者にも提供する。「魚屋」のノウハウを生かした機能はそのままに、サプライヤー用に個別にカスタマイズして展開。システム導入会社の業務を支援し、水産業界全体の活性化を図る。
有限会社ヤマグン(宮城県気仙沼市、高橋哲朗社長)は新たにサケやブリの切り身加工を始める。同市鹿折地区に建設し、ことしから稼働を始めた新工場に切り身加工の専用室を設置。自動切り身機には処理能力の高い最新鋭のマシンを導入した。
【京都】北区紫野にある専門店「伝承の味 京昆布」は、3月でオープン2周年を迎えた。若年層をターゲットにした商品包装が特長的で、主力のつくだ煮や塩吹きは彩り豊かなキューブ型の箱を採用、昆布キャラメルは瓶詰めで展開する。だし昆布や量り売りの角切りなど「昆布屋の基礎」(谷口寿朗社長)もしっかりと継承。「現代風と昔ながらの小売の2つを融合させた」商品構成で差別化を図る。
枝幸町の株式会社オホーツク活魚(藤本隆治社長、電話0163・62・4553)は、マイナス1~3度のフレーク窒素氷で鮮度保持力を高め、サケ、ブリなど前浜産の販売拡大に乗り出す。併せて皮・骨・うろこ取りなど加工度も重視。末端の使い勝手を向上させ、特に北海道外の遠隔地での需要先獲得を目指していく。
海外市場での需要増大、消費者の安全・安心意識の高まりなど水産物を取り巻く消流環境の変化と相まって、氷蔵、凍結、冷蔵、解凍技術の開発が目覚ましい進歩を続けている。併せて電気料金の値上げ、昨年4月のフロン排出抑制法の施行などを受け、水産現場の省エネ、自然冷媒への取り組みも進んでいる。技術の研究・開発・普及動向を紹介する。
中村産業株式会社(千葉県松戸市、中村剛太郎社長)は、冷却と加熱処理の分野に本格参入する。冷却は液体窒素を利用したフリーザーの販売を始める。また、加熱処理にはすでに始めているスチームコンベクションオーブンを本格化。これらを組み合わせ、調理工程に新たな手法を提案する。
日本の魚の魅力を発信するフードイベント「魚フェス」が18日、東京タワー1階の特設会場で開幕、連日賑わいを見せている。会場を「東の海会場」と「西の海会場」に分けて開催。特に休日は各ブースとも長蛇の列をなし、人気を得ている。
2回目の開催。東の海会場には、北海道、神奈川、静岡、兵庫、博多が出店。西の海会場には、築地、淡路島、鳥取、下関、佐賀の魚メニューが登場している。
各ブースとも、「厳選三種盛り北海丼」(北海道)、「湘南しらすの三色丼」(神奈川)、「豪華絢爛とらふく刺盛り」(下関)、「名物ぶったぎり海鮮丼~炙り明太いくらのせ~」(博多)などのメインメニューのほか、バラエティ豊かなサイドメニューを提供。特に焼き料理は目の前で調理しており、来場者を目と鼻でも楽しませている。
(株)カネカシーフーズ(気仙沼市、昆野直社長)は商品カテゴリーにフローズン(冷凍品)を新たに加える。主力のめかぶを使ったカップ商品で展開、第一弾として全国各地の土産店向けに販売を進めていく。それをベースとした、第二弾、第三弾の商品展開もすでに計画している。