枝幸町で沖底船「第八龍寶丸」を操業する合名会社枝幸水産商会(岩谷隆行社長、電話0163・62・1622)は、前浜産を中心に加工販売事業に取り組んでいる。国内をはじめ海外市場に売り込み。事務所を構える中国・上海に加え、今年からシンガポールへの輸出に乗り出している。
サバ料理専門店を運営する株式会社鯖や(大阪府豊中市)と水産卸売業の有限会社かねはち(静岡県沼津市)は15日、神奈川県海老名市に「SABAR+海老名店」をオープンした。初タッグで神奈川県初出店。沼津直送のゴマサバを使った料理など、同店でしか味わえないメニューも取りそろえている。
株式会社カネダイ(佐藤輔社長)は今秋、気仙沼市川口町の新社屋兼加工場で本格操業を始めた。前浜産をメインに原魚種類や作業に合わせた5つの加工室を整備。春の完成から従業員を増やし準備を重ねてきた。震災発生から6年余のブランクとサンマ不漁など難しい局面を乗り越え「気仙沼ならではのストーリー性ある商品開発」(小野寺正喜常務)に力を注ぐ。
寿都町(片岡春雄町長)の特産品をPRする商業施設「寿都アンテナショップ神楽」が11日、観光地・ニセコ町にオープンした。寿都産魚介類を使った料理を提供するレストランと、寿都漁港から直送販売の鮮魚ショップで構成。国内外からの来訪者に寿都の魅力を発信し、観光客誘致や基幹産業・水産業の振興などにつなげていく。
密封されたパッケージ内のガス成分比率をコントロールすることで品質保持やロングライフ化を図る「ガス置換包装」の存在感がいっそう増している。欧米で特に先行し、日本でも以前からある技術ではあるが、ここ数年で国内のスーパーやコンビニの総菜や精肉、鮮魚分野で採用が広がりを見せている。より新鮮さを求める消費者のニーズに応えつつ、食品や流通業界で対策が急がれるフードロス削減に取り組んでいく上で、有効な包装手法の一つとして評価が定着してきている。
斜里町ウトロの「三つ柏 福まさ」(熊谷憲雄代表、電話0152・26・7080)は、前浜・知床産のキンキを主体に、マボッケ、サケなどで一夜干し、塩蔵品などの製造販売を手掛けている。今年、特殊冷風乾燥機を設備し、安定生産・安定供給体制を強化。漁業者の目利きで厳選した素材を活用し、国内外への販売拡大に臨んでいく。
むつ市は青森県の「エープレミアム」を活用し香港への水産物輸出の定着を狙う。翌日配達と消費できる富裕層、無関税が魅力。活ホタテで4カ月ほど実績があり、「海峡サーモン」も有望、ウニ、アワビでも可能性ありとみる。付加価値向上による漁業者の収入アップが目標、周年にわたる継続出荷が課題だ。
日本昆布協会(大西智明会長)は10月30日、大阪のホテル阪急インターナショナルで臨時総会を開き、本年度の輸入や上半期の消流宣伝事業などを報告した。
水産物の卸・小売事業などを行うフーディソン(東京都中央区、山本徹CEO)が提供する、魚の加工技術に特化した人材紹介・派遣サービス「さかな人材バンク」が好評を得ている。事業開始から半年で、鮮魚小売店やスーパー、飲食店など登録数が1000件を超えているという。
越年在庫の払底と記録的不漁で空前の高コストとなった北海道産新物いくらの市況は、しょうゆがキロ9000円、塩が1万円を超え、前年の5割高以上に高騰している。供給量は2000トン台の最低水準が見込まれるが、末端需要は輸入冷凍卵の製品に切り替える動きも目立つ。今後の価格変動は年末商戦での消費動向に行方がかかっている。