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新聞記事

加工流通一覧

掲載日:2017.08.07

釧路市漁協流通加工センター 三大青魚で稼働確保

いわし腹取りの丸干し(上)としめさばのプレミアム

 釧路市漁協流通加工センターは、マイワシを皮切りに、サンマ、マサバの加工で繁忙期の稼働に臨んでいく。特に今期はマイワシの水揚げ本格化が昨年より早く、増産に期待。独自ブランド「北釧(ほくせん)いわし」の冠名を前面に、漁期中のワンフローズンフィレーに加え、原料を確保し、加工品を拡充強化していく計画だ。


掲載日:2017.08.07

愛工舎製作所 ミキサー中心に本格展開

水産業界でも浸透しているカッターミキサー

 製パン・製菓業界を長年支えてきたミキサーメーカー株式会社愛工舎製作所(埼玉県戸田市)は水産加工向けの提案を本格化させる。製菓生地を作るのに必要な、最適な温度管理を保ちながら瞬時に切断・混合する工程は「水産加工品とも共通する。かまぼこやすり身などにもすでに生かされている」と牛窪洋光社長。「まだまだ用途は広がるはず。水産業界とより接点を持ち、新商品開発のお手伝いができれば」と期待を込めている。


掲載日:2017.07.31

輸出特化の商談展 10月、幕張メッセで初開催へ

360人が集まった説明会場

 「輸出」に特化した初の食品展示会「“日本の食品” 輸出EXPO」(主催=リード エグジビジョン ジャパン株式会社)が10月11~13日、千葉市の幕張メッセで開催される。ジェトロが共催、農林水産省が協力。東京都内で24日行われた説明会には、出展社から360人が参加。海外展開に力を入れたい関係者の意気込みを感じさせる内容となった。


掲載日:2017.07.31

「標津漁師会」本格始動 低利用魚を加工販売

 標津漁協の若手漁業者でつくる「標津漁師会(浅野将太会長)」は本格的に前浜産の普及活動に乗り出している。地元の若手農業者グループとも連携し、ヌマガレイやトウベツカジカなど単価の安い低利用魚を商品化。標津町内の空き家を借りて「漁農食堂」と題した販促イベントなどを定期的に実施、販売拡大に取り組んでいる。


掲載日:2017.07.31

量販店で「あおもりの肴フェア」盛況

にぎわった「あおもりの肴フェア」

 青森市の食品スーパーで22日、「あおもりの肴フェア」が開催された。漁業者が朝水揚げした鮮魚やホタテ、ホヤ、海藻に価格を付け、さばき方や調理方法を直接説明しながら販売。5時間ほどでほぼ売り切った。消費者は地元産でも知らないことが多く、おいしく食べる方法を伝えることが消費拡大や付加価値向上につながると肌で知った。


掲載日:2017.07.24

道東の地場スーパー「東武」 産直基盤に提案力アップ

イサキ、キンメダイ、クロダイなど徳島産が並ぶ生魚売り場

 道東地区に2店のスーパーを展開する株式会社東武(千葉武司社長)は、中標津町に構える大型店「東武サウスヒルズ」で、新たに洋風メニューの提案やトレーレスなど顧客の利便性を高める水産売り場づくりに注力している。根室海峡など近海産と本州5カ所の産直による生魚の「超鮮度」と「品ぞろえ」を基盤とした提案力(28年8月22日付掲載)を強化。「驚き」の訴求を視覚から食味へ深化させ、販売拡大に臨んでいる。


掲載日:2017.07.24

岩手県大船渡 鎌田水産大船渡工場が落成

落成、9月稼働を予定する鎌田水産大船渡工場

 岩手県大船渡市の鎌田水産株式会社(鎌田仁社長)は14日、同市笹崎地内に「大船渡工場」を落成し内覧会と祝賀会を開いた。これまでの工場を取り壊し新設、9月稼働を予定する。鮮魚の受け入れ、処理、凍結、冷蔵保管の能力が上がり、同市赤崎町の本社工場と両輪で2次加工まで含め幅広く操業。サンマをはじめ上質な魚介類を国民に提供し、地元の水揚げ増加と経済の発展に貢献していく。


掲載日:2017.07.24

玉冷 新物消流 下げ相場期待で様子見

 オホーツク海沿岸のホタテ漁が水揚げピークの時期を迎え、主力製品の玉冷生産が進んでいる。相場は下方修正されたが輸出は依然鈍く、米国、中国の動きは限定的。一方、内販も様子見の状況だが回転ずし中心に年間オファーの動きも。末端はさらに一、二段下げの相場を期待している。


掲載日:2017.07.24

釧路マルア阿部商店 マイワシで「昆布じめ」

 釧路市の株式会社マルア阿部商店(阿部英晃社長、電話0154・23・1606)は、釧路産マイワシ「北釧まいわし」と釧路産ナガコンブを使った「昆布じめいわし」=写真=を商品化した。地場産の付加価値を高める製品づくりの一環。定番商材に成長した「しめさば」や「昆布じめさんま」に続き、釧路沖で捕れる三大青魚の生食商品をそろえた。


掲載日:2017.07.17

極洋の今期事業方針 食品事業や海外販売拡大

 大手水産会社の株式会社極洋(今井賢司社長)は11日、道内の取引先で組織する北海道極洋会(会長・武藤修丸水札幌中央水産社長)を札幌市で開き、今期の事業方針を説明した。食品事業を拡大し、水産商事と収益バランスの取れた構造の確立を推進。また、4月に本格的に動き出したニューヨーク事務所などを基盤に海外販売の拡大を図る。平成30年3月期決算は、売上高が前期比6%増の2500億円、営業利益が8%増の40億円と増収増益を見込む。


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