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新聞記事

加工流通一覧

掲載日:2019.07.08

札幌市のレブニーズ ブランディングで価値磨きPB展開


 礼文・利尻島産を中心に海産物など北海道の食を全国に売り込む札幌市の株式会社レブニーズ(鹿内茂光社長、電話011・738・6000)。品質、鮮度、おいしさなどの基本項目に加え、生産者の思いやストーリーなどの商品背景を写真やパッケージで表現。オリジナルブランド「島の人」で売り出す商品戦略を展開している。


掲載日:2019.07.08

魚がし日本一 発酵熟成鮮魚で握り

熟成させたマグロのブロック(奥)と、握り(手前から)マグロ、マダイ、サーモン


 首都圏を中心に「寿司 魚がし日本一」をチェーン展開する株式会社にっぱん(東京都)は「発酵熟成鮮魚」を使った握りずしの販売を7月の期間限定で始めた。特別なシートを使用して熟成させた魚を仕入れから加工、配送、販売まで一気通貫で行うのはすしチェーン業界で初の取り組み。


掲載日:2019.07.01

羅臼でトキサケ神経じめ

神経じめと電気刺激処理を施したトキサケ


 北海道の産地で活じめが一般化している春定置のトキサケ。さらなる付加価値向上を目指し、羅臼で今季から新たな挑戦が始まった。羅臼漁協の峯浜水産㈲(石川勝代表)と(有)丸モ田中漁業(田中英輔代表)の計2カ統が根室市の鮮魚卸業者・松田商店(松田英照社長)と連携し、神経じめで出荷。同商店の独自技術を武器に、道内外の消費地で差別化を狙う。松田さんが伝授する神経じめは、脳天からT字スパイクを刺し込んだ後にワイヤーを通し、神経を破壊する。加えて特徴的なのが、ある一定の電圧で心臓を動かして体内に残る「抜けきれない血」を絞り出す「強制的心肺蘇生放血」。電気刺激処理で魚体の細胞間でやり取りされている情報伝達信号を抑制し、身にかかるストレスを軽減させる。





掲載日:2019.07.01

ニチモウ、ギンザケに先進装置

電気刺激装置で動きを沈静化し活じめ装置に送る


 宮城県の養殖ギンザケが盛漁期を迎える中、ニチモウは6月22日、グループ生産者の魚の、先進装置による効率的で迅速な水揚げ、出荷に移った。活魚船で生産者のいけすを回って集荷、志津川漁港でフィッシュポンプで陸揚げして電気刺激で沈静化し活じめ装置にかける。氷じめも含め日産20~25トンに上る。





掲載日:2019.07.01

変わる労働環境 今こそ日本力


 日本食品機械工業会は7月9~12日、アジア最大級の食品機械・技術の総合トレードショー「FOOMA JAPAN 2019(国際食品工業展)」を東京ビッグサイトで開催する。42回目の今年のテーマは「食の技術のニッポン力」。新規出展43社を含む690社が集結し、各社どこにも負けない技術力を携え、熱の込もった4日間を繰り広げる。


掲載日:2019.07.01

進化続けるGSK干物乾燥機


 GSK㈱(大阪市、小屋敷一雄社長)の特殊冷風乾燥機「テイストモディファイア」が進化を続けている。従来に比べ生産能力が2倍となる大型新機種を開発、8月に発売する。乾燥と冷蔵の組み合わせ、棚板のカートセパレートシステムなど新機能も付加。干物メーカーのニーズに応え、2020年施行の改正食品衛生法に準じたHACCP仕様や生産性の向上を追求、バージョンアップを実現させる。


掲載日:2019.06.24

道内水産加工業売上高ランキング 函館・道水が初首位


 株式会社帝国データバンク釧路支店が集計した2018年の北海道内水産加工業売上高ランキングによると、函館市の㈱道水が04年の調査開始以降初めて首位の座についた。上位100社の売上高合計は漁獲動向などを反映し、微増ながら3年ぶりに前年を上回った。


掲載日:2019.06.24

東信水産のセントラルキッチン 「東信館」本格始動

HACCPに準拠し、ゾーン分けしている加工場内部


 首都圏を中心に鮮魚店を展開する東信水産㈱は、セントラルキッチン機能を持つ「東信館」の本格稼働に乗り出す。これまで各店で行っていた加工作業を集約し、店舗での調理時間の削減にもつなげている。自社店舗以外への商品供給の拠点としても活用する。


掲載日:2019.06.24

三崎のマグロ カノウ冷機の超低温設備が活躍

むらのない冷却が強みの無風式プレハブ庫用ユニット


 昨年、日本初となる冷凍マグロ専用の低温卸売市場がオープンした三崎港(神奈川県三崎市)では、消費者により近い施設においても超低温による設備を導入してマグロの品質を保つ動きが活発になっている。ブランドとしての地位を築いてきた「三崎マグロ」。かつての賑わいを取り戻そうとする関係者の思いを最先端の技術が下支えしている。


掲載日:2019.06.17

水産女子元気プロジェクト、本格始動へ


 水産庁は7日「海の宝! 水産女子の元気プロジェクト」第2回推進会議を東京都内で開催した。漁業・水産業で活躍している女性が生活や仕事の中で培った知恵を、さまざまな企業や団体の技術やノウハウと結び付け、新たな商品やサービス、情報を創造し、社会全体に発信していくためのプロジェクト。今回はロゴマークの発表や、発足から半年あまりの進ちょく状況、今後の活動について話し合った。


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