道漁連と道こんぶ消費拡大協議会は24日、札幌市内の保育園「ちあふる・あつべつ」で昆布食育授業を開いた。NPO法人共育フォーラムの太田稔代表理事が講師を担当、コンブ採取を疑似体験させたり漁具(カギ)の模型を使って実際の長さを教えるなど園児を楽しませながら授業を展開した。
陸奥湾の半成貝が6万8000トンと過去最高を記録した今季。その大半は主力製品のベビーに仕向けられた。年間消費量の1.5倍近い生産量が見込まれる中、商戦本番を迎えた今後の消流が焦点となる。値ごろ感から消費は順調だが、膨大な供給量に加え大型サイズの消化を不安視する声も少なくない。
釧路市の水産加工大手・(株)マルサ笹谷商店(笹谷智貴社長)は、道東沖で水揚げが増加するイワシの有効活用に向け、魚粉・魚油を製造するミール工場を増設、2工場体制に処理能力を強化した。1日の処理能力は従来の800トンから1600トンに倍増。9月15日から稼働を開始した。
余市町の有限会社丸イ伊藤商店(伊藤正博社長、電話0135・22・3616)は、主力商材のニシンで開発した骨まで丸ごと食べられる一夜干しで、ホッケ、アカガレイを新たにラインアップした。魚食の敬遠要因に挙げられる骨の問題を解消。併せて加熱調理済みで簡便・時短など昨今の消費者志向もとらえ、各種販路に売り込んでいる。
イオン株式会社は10月の消費増税によって高まりが予測される 「内食需要」に対応する商品を拡充する。18日にはフライパン調理で簡単にメニューが完成するミールキット「トップバリュ フローズンCooKit(クッキット)」の第2弾を発売。今回は、今年4月に発売して以来要望が多かった水産品のキットを新たに加えた。さらに10月にはレンジによるスチーム調理で本格的な魚料理を完成させる商品も投入する。
マリンフーズ株式会社はロシア産原料の水産品の取り扱いを強化する。このほど、露・ウラジオストクに駐在員を常駐させ、タイムリーな買い付けを実現。それを距離的に近いグループ会社の釧路丸水㈱に持ち込んで最終製品化するルートを確立させた。今シーズンはロシア産マスいくらの数量を伸ばして日本市場での定着を図る。
マリンフーズ(株)はサーモン商品群を拡充する。今年からチリの最南端エリアで養殖したサーモントラウトを販売。同地の海峡名にちなんで「マゼランの恵み」と冠してブランド化を進める。昨年から先行展開しているトルコ産サーモントラウトとともに、赤色を際立たせたオリジナル品として日本市場での定着を図る。
札幌市の漬け魚・味付切り身メーカー・(株)丸加水産(須田公隆社長、電話011・766・1131)は今年からみそ漬けの「本漬け」を打ち出し、特に本州市場の販路拡大に乗り出している。インストアパック用のバルク、トレーパックなどの先行販売で評価を得て、新たに板付き包装パックもラインアップ。商品アイテムを充実させ、老舗漬け魚業者の牙城に挑んでいる。
北海道最大級の産業イベント「2019札幌パック」が18~20日の3日間、札幌市白石区流通センターのアクセスサッポロで開かれる。日報ビジネス(株)の主催。「環境に適した包装と安全・安心の食生活」をテーマに、包装と食に関わる最新の技術・情報・サービスが一堂に集結。出展は146社・327小間と、17年の前回を上回る開催規模となる。
道漁連と板橋区学校栄養士会(東京都)は12日、同区内で働く栄養教諭・学校栄養職員を対象に和食給食の調理実演講習会を区立赤塚第二中学校で実施した。実演には夕張市出身で現在は同区内に「日本料理れんこん屋」を営む料理人・武岡辰夫氏を招き、秋サケ、ホタテ、昆布を使った献立を紹介した。生産地と消費地、さらに料理人が連携し、子どもたちのためのよりよい学校給食を考える機会を共有した。