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新聞記事

秋サケ一覧

掲載日:2014.10.20

全道12万トンペース 低水準脱せず浜値高止まり

 北海道の秋サケは10月半ばで8万トンに達し、昨年並みのペースで折り返した。通常漁期中の6割強が漁獲される時期を過ぎ、最終実績は漁期前予測並みの12万トン前後もみえてきた。今季も低水準域が続く様相で、浜値はオス、メスとも昨年より高止まりで推移している。


掲載日:2014.10.13

オ海西部秋サケ/昨年に続き高水準推移 地場資源の造成手応え今週の追い込みに期待

地場資源の伸びが期待されるオホーツク西部の秋サケ水揚げ(7日、頓別漁港)

 オホーツク・西部地区の秋サケは、漁協別で昨年比増減があるものの、全体では盛漁期の10月中旬まで高水準だった昨年並みで推移。近年施設整備や増殖技術の向上などで漁業者らは地場資源の造成に手応えを感じており、今週の追い込みに注目している。


掲載日:2014.10.13

気仙沼のオサベフーズ/サーモンフライなど給食向け実績基礎に

ほど良い食感でサケ本来の味が堪能できるサーモンフライ

 宮城県気仙沼市の冷凍食品製造販売・㈱オサベフーズ(澤英機社長)はことし、主力の給食向けに加え、流通大手のイオングループと連携し、東北エリアでの販売に乗り出している。「サーモンフライ」など、調理専門従業員と新商品試作を繰り広げてきた自慢の商品を展開している。
 同社は昭和63年に陸前高田市に本社工場を設立。平成19年に気仙沼市にハンバーグ専門工場とメンチカツ工場を開設して多彩な食品加工事業を展開してきた。
 震災で気仙沼市と陸前高田市の3工場が全壊。気仙沼市岩月の工場を修復し、震災翌年4月から再開した。陸前高田市では、竹駒町の元食品工場を譲り受けて改装し「岩手工場」として昨年4月に稼働を開始した。


掲載日:2014.10.06

道漁連など道内ホテルとタイアップ 朝食メニューで消費拡大へ

札幌パークホテルの朝食メニューに登場した石狩風トマトスープ

 北海道産秋サケの普及・定着に向け、道漁連と北海道秋鮭普及協議会は、札幌など道内ホテルとタイアップし、朝食に秋サケを使った料理を提供する「今が旬 北海道産秋鮭フェア」を展開している。


掲載日:2014.10.06

宮城県北部 秋サケ早くも盛漁期

30トン超えとなった南三陸町市場の秋サケ(1日)

 宮城県北部の秋サケ沖刺網漁が絶好調なハシリだ。南三陸町市場では初水揚げの9月26日から日産20トンペースとなり、10月1日には30トンを超え早くも盛漁期の様相。不漁予測を覆すような滑り出しに驚きと喜びで活況を呈するが、「いつ切れるか」という不安が大きい。定置漁獲も例年を上回る序盤となっている。


掲載日:2014.09.29

9月5万トン視野盛漁持続に期待

盛漁期に入り、水揚げの勢いが注目される秋サケ定置(湧別漁港)

 北海道の秋サケは盛漁期に突入した。水揚げは25日で4万トン台に乗り、平成22年以降の低水準の中では最多ペース。一方、浜値はメスが昨年同期に比べ下方修正に対し、オスは高値推移。輸入鮭鱒の高止まりや円安の急進などで親製品が好環境の半面、魚卵の低調相場が続く消流状況で、産地加工の佳境を迎えている。


掲載日:2014.09.22

標津産船上一本じめ 「波しぶき」出荷開始

市場に上場された「船上一本じめ」のオス。魚体は大ぶり

 標津漁協は今季、船上で魚が生きているうちに血抜き処理する「船上一本じめ」で、秋サケのオスの出荷を始めた。一般公募で「波しぶき」と命名。組合では生鮮に加え、自営工場で山漬け風の塩蔵を製造する。直売店やネット販売を主体に直販、標津産秋サケの知名度向上につなげていく。


掲載日:2014.09.15

大樹漁協自営加工強化 オス銀で定塩フィレー

 大樹漁協(神山久典組合長)は秋サケの加工で、今季からオス銀を使った定塩フィレーの製造販売に取り組む。自営工場に専用機器を新たに導入した。帯広地方卸売市場株式会社と連携し、「とかちの定塩鮭 速鮮力」と銘打って、ワンフローズン製品などを売り込んでいく。


掲載日:2014.09.08

秋サケ高値発進も修正に含み

高値発進となったえりも以東の秋サケ水揚げ(2日、十勝港)

 北海道の秋サケ定置は、8月30日操業開始のえりも以東、日本海北部を皮切りにシーズン入りした。浜値は先行のえりも以東、根室海峡などでメスが昨年より安値ながらキロ600円台、オスも同300円台中心と高値圏でスタート。ただ、ヒネ在庫を抱え卵相場は弱く、メスが下げ基調の展開で昨年と異なる出足。全道で12万トン前後の低生産予想、親需要などが絡んで、漁獲動向と価格形成が注目される。


掲載日:2014.09.08

宮城県の秋サケ 種卵確保に全力

水揚げ減少が予測される宮城県の秋サケ

 宮城県では、大震災での稚魚被害により今季の秋サケ来遊で大幅減が見込まれることから、県と県さけます増殖協会などの業界が一丸となり種卵確保に全力を挙げる。来遊と河川遡上(そじょう)親魚の昨シーズン比「4割減」(県水産業基盤整備課)を前提に、各ふ化場の旬ごとの確保計画と、不足した場合の海面での網揚げ協力などの対策をまとめた。


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