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新聞記事

東北北陸一覧

掲載日:2016.09.26

志津川湾 「あまころ牡蠣」量産へ

今年6月、首都圏のオイスターバーで本格デビューをアピールした「あまころ牡蠣」

 宮城県志津川湾の「あまころ牡蠣」は天然採苗で好付着が確認された。来季計画の10万個生産に向け、早ければ月内にも採苗分散。最大の課題となる安定採苗をクリアする。シングルシード(一粒種)養殖で未産卵の生食向け殻付として付加価値を高めて出荷し、事業化初年の今季は6月に約2万7000個を販売した。


掲載日:2016.09.26

宮城県漁協志津川支所 念願の新事務所完成

組合員の心の拠り所となる新事務所

 宮城県漁協志津川支所(佐々木憲雄運営委員長)は新事務所を志津川漁港背後の旭ケ浦地区に竣工し、12日に業務を開始、14日に祝賀会を開催した。東日本大震災から5年半後の新設復旧で、長い年月を耐えてきた役職員、組合員にとって念願の施設。6月に新市場が整い、来年早々には製氷施設も完成して「漁業ゾーン」に集約され、同支所は県北部の生産の中核として復興から発展に弾みをつける。


掲載日:2016.09.19

岩手養殖干しコンブ 第2回入札で一段高

 岩手県産養殖干し(本干し)コンブの第2回入札が9日、宮古市の県漁連北部支所で開催された。4281個(1個20キロ中心、79.9トン)上場、長切1等が全量2万4000円を超えるなどほぼ一段高の展開となった。入札は終わり、2回の合計は292トンで昨季(288トン)並み。例年に比べ減産高値となる。


掲載日:2016.09.19

阿部善商店「塩竈おでん」 缶詰のありがたさ震災で実感

 塩竈で揚げかまぼこを製造する株式会社阿部善商店(電話022・364・2155)は、塩竈おでんの缶詰=写真=を製造・販売。ご当地おでんとして、また災害時の非常食として注目されている。


掲載日:2016.09.12

後潟漁協潜水で天然貝採取/今年18トンを初水揚げ

5年貝サイズまで成長している天然貝の計量作業

 後潟漁協は今年、潜水による天然貝の水揚げを始めた。採取するダイバーは1日最大5人。8月1カ月間で終漁し水揚量は18トン。来年から本格操業に入る。
 平成22年の大量へい死がきっかけで、安定した採苗を行うため親貝確保を目的に24年から殻長5センチ程度の稚貝を放流。毎年300万枚約10トンを養殖施設オカ側の水深18~25メートルに放流している。


掲載日:2016.09.12

三沢市漁協 活じめヒラメ始動

 三沢市漁業協同組合は、神経抜き活じめによる天然ヒラメを、地元の名産品に育てるよう動き出している。さらに、処理したヒラメをプロトン冷凍機を活用して鮮度を保持したまま保管、出荷調整による魚価安定と販路の拡大を可能にする取り組みにも挑戦している。


掲載日:2016.09.12

後潟漁協 潜水で天然貝採取

5年貝サイズまで成長している天然貝の計量作業

 後潟漁協は今年、潜水による天然貝の水揚げを始めた。採取するダイバーは1日最大5人。8月1カ月間で終漁し水揚量は18トン。来年から本格操業に入る。


掲載日:2016.09.12

台風被害   カキ深刻、水揚げ目前/鳴瀬、志津川は4割減も

鳴瀬地区の浜市沖漁場でだんご状態になったカキ延縄施設の撤去。

 8月30日に大船渡市に上陸した台風10号の暴風雨と高波が三陸で養殖を中心に大きな被害を与えた。これから水揚げを迎えるカキが深刻だ。調査や復旧が進み、宮城県の鳴瀬(東松島市)、志津川(南三陸町)両地区で4割の減産が見込まれる。岩手県での被害は釜石市の室浜が8割とみられ甚大。広田湾などにも広がっている。


掲載日:2016.09.12

台風10号、三陸を直撃/ 岩手ワカメ種苗も被害

 台風10号の被害は岩手県のワカメ種苗にも及んだ。釜石湾の佐須で生産できなくなったほか、北部でも被害が出ている。10月下旬ごろからの巻き込み作業で不足する可能性がある。吉里吉里は被害はないものの供給を多くは増やせない。唐丹は減産見込みの上、「アカクサ」が気掛かりだ。


掲載日:2016.09.05

青森県横浜町/マコガレイ軸に好漁前年比3割増、浜値も堅調

 横浜町漁協のカレイ刺網は、マコガレイ中心に好漁だ。昨年同期と比べ3割増の水揚げ。浜値はキロ千円台と好値を付けている。
 カレイ刺網は十数軒が着業。カレイ全体の7月末水揚量は前年同期比28%増の32トン、金額は同23%増の1600万円(税込)、キロ平均単価は同値の500円。


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