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新聞記事

北海道一覧

掲載日:2024.02.05

計画達成に全力傾注-JF共済 全道推進委員長会議-


 北海道JF共済推進本部(奈良満会長)は1月30日、札幌市の京王プラザホテル札幌で全道「JF共済」推進委員長会議を開いた。一堂に会した開催は4年ぶり。約120人が出席した。昨年12月末実績を踏まえた年度末までの取り組み方針や2024年度の推進施策などを提示。事業数量計画の必達に向け、全戸訪問活動を重点施策にチョコー、くらしを中心に制度の周知徹底などに取り組んでいくことを確認した。


掲載日:2024.02.05

羅臼漁協ウニかご養殖、昨年殻付き1.3トン出荷


 羅臼漁協の濱田久吉うに漁業部会長ら有志が取り組むエゾバフンウニのかご養殖は昨年、殻付きで約1.3トンを出荷した。価格が弱含みに転じて以降出荷を控えたため、前年並みの生産数量にとどまった。ウニのかご養殖で成功している散布・浜中両漁協に刺激を受け2017年に開始。同漁協ウニ種苗センターで生産した稚ウニを円筒形のかごに収容し松法漁港近くの養殖施設に垂下。餌用のコンブも養殖。3~4年かけて育て殻付きで出荷する。


掲載日:2024.02.05

野付漁協荒天でホッキ出遅れ

順調に水揚げされる特大のホッキ


 野付漁協のホッキ漁が1月の断続的なシケの影響で昨年同期の3割減と出遅れている。資源量は安定しておりホッキ、アオヤギ(エゾバカガイ)合わせ日量4~5トンペース。浜値は特大の「野付龍神ジャンボホッキ」がキロ千円台前半と好値を付けている。


掲載日:2024.02.05

昨年コンブ輸出量6%増501トン


 財務省の通関統計によると、2023年の食用干し昆布の輸出数量は前年比6%増の501トンとなった。主力の台湾が1割増え、全体の輸出数量を押し上げた。全体数量は17年以降400トン台で推移していたが7年ぶりに500トンを超えた。キロ平均単価は上昇傾向にあり、23年は前年比13%高の2354円と3年連続の2千円台となった。


掲載日:2024.02.05

オ海ホタテ2024年30万7900トン計画


 オホーツク海沿岸の2024年ホタテ水揚げ計画量は、北部、南部合わせた12単協で前年実績比4%減の30万7900トンとなった。北部は猿払村が4万トン、南部は常呂が4万9600トンと2単協で4万トン以上を計画している。前年当初の23年計画比では1600トン多く、組成次第で昨年並みの水揚量が見込まれる。


掲載日:2024.01.29

羅臼スケソ出足の水揚げ昨年並み

スケソの荷揚げ(1月24日、羅臼漁港)


 羅臼漁協のスケソ刺網は昨年並みの出足となった。着業者は「ハシリ中心に好漁だったがここ数日は落ちた」と話す。一方浜値は昨年を割り込んでおり、金額が伸び悩んでいる。同漁協によると23日現在の数量は前年同期比3%減の1161トン、金額は15%減の1億1600万円、キロ平均単価は13%安の99円。「ここ最近は1日平均80トンくらい。タラが切れるとスケソ主体に切り替わる。スケソはこれから」と話す。


掲載日:2024.01.29

磯焼け対策促進へ知見共有-札幌で連絡会議-


 日本海沿岸を中心に発生している磯焼け対策の促進を目的に道が設立した「北海道磯焼け対策連絡会議」が19日、札幌市の第2水産ビルで開かれた。漁協、自治体、民間企業、試験研究機関などが出席。ホソメコンブ群落の形成条件に関する研究、岩ノリの増殖技術、漁港水域の活用に向けた藻場造成による有害プランクトンの発生抑制や効率的な藻場分布調査手法の開発などの取り組みを情報共有した。


掲載日:2024.01.29

標津スケソ一時1隻3トン

網数を減らし水揚げしているスケソ(1月24日、標津漁協市場)


 標津漁協のスケソ刺網は、1月上旬に一時上向いた。揚網後の安定航行に支障を来すため網数を減らし操業しており、1隻で日量3トン程度の水揚げに抑えている。ただ中旬以降は荒天が多く足踏みしており、留め網が利くカレイ刺網でつなぐ着業者も少なくない。


掲載日:2024.01.29

函館真昆布を広く発信


 函館真昆布の魅力を発信し消費拡大、販売促進への機運を高めることを目的としたイベント「魅力再発見。世界に誇る『函館真昆布』」が21日、函館国際ホテルで開かれた。昆布関係者や市民ら170人余が参加。講演やパネルディスカッションを通し函館真昆布の特性、生産の現状や課題について理解を深めるとともに、昆布料理の試食も振る舞われ、ユネスコ世界無形文化遺産にも登録される「和食」を支えてきた昆布やだしの奥深さを再認識した。


掲載日:2024.01.29

根室海峡けた引き大型組成でスタート


 根室海峡のホタテけた引が始まった。野付尾岱沼の根室管内5単協(歯舞・根室・根室湾中部・別海・野付漁協)共同海区は、1月に4海域で48隻が操業開始。29号巽沖造成、外海天然造成が日産60トン、29号外海造成が30トン、野付単有が20トンペース。29号外海は小ぶりだが韓国向け活貝需要が堅調、ほか3海域はL、M中心で高値基調だ。


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