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新聞記事

全国一覧

掲載日:2020.10.19

水産庁、サンマ来期TAC26万4000トンを提案


 水産庁は15日に東京都内で開いた2021年漁期のサンマTAC設定に関する意見交換会で、サンマのTACを前年同量の26万4千トンとする案を示した。ただ、国際的な資源管理の枠組みを検討する北太平洋漁業委員会(NPFC)の会合が来年2月に延期。新たな漁獲枠などが決定されれば、TACを改定する考えを伝えた。


掲載日:2020.10.12

セイカダイヤエンジン株式会社が三菱エンジンの販売サービスを継承


 三菱重工エンジン&ターボチャージャ(株)(東京都)は1日、100%出資子会社である三菱重工エンジンシステム(株)(東京都)の国内における舶用エンジン販売・部品サービス事業を西華産業(株)(東京都)に譲渡し、そのグループ会社であるセイカダイヤエンジン株式会社(SDE)(東京都)に承継させた。全国各地にある拠点のネットワークを生かし、漁業者に対して地域に密着したきめ細かな営業活動を展開していく。


掲載日:2020.10.12

漁船の衝突防止にスマホアプリ活用


 水産庁は10月から瀬戸内海の漁業現場をモデル海域として、小型漁船の衝突を防止するためのスマートフォンアプリを利用した実証試験を始めた。衝突事故防止には船舶自動識別装置(AIS)が有効だが、無線設備の搭載が困難な小型の沿岸漁船にはその搭載が現実的でないため、同等の機能を持つアプリに活路を見いだそうと判断した。試験は日本無線(株)(東京都)に委託し実施、実装対象のアプリは「JM─WatcherⅡ」で2021年1月まで行われる。


掲載日:2020.10.05

木更津魚市場加工品に本腰、つくだ煮が人気

導入した特殊冷風乾燥機


 千葉県木更津市の(株)木更津魚市場(荒井弘導社長、電話0438・25・3131)は地域住民の食生活の要となる卸売業のほか、近年は加工品の開発、販売にも力を入れている。3年前から始めた手作りつくだ煮では、地元産のホンビノスガイが看板商品に成長。このほどGSK(株)(大阪市、小屋敷一雄社長、電話06・4302・3470)の特殊冷風乾燥機を導入して干物製造も構想中。手作り品の幅を充実させようと動き出している。


掲載日:2020.09.28

変化とらえ、新規需要取り込め-第22回シーフードショー


 魚食産業展示商談会「第22回ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」(主催:大日本水産会)が9月30日~10月2日、東京ビッグサイトで開催される。コロナ禍により水産業が需要減少や魚価低迷などで厳しい局面に立っている状況を踏まえ、万全のコロナ対策を施した上で開催。水産従事者、水産・食品バイヤーへ商談機会を提供することで消費拡大につなげ、“コロナに負けない水産業”の構築に取り組む。




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掲載日:2020.09.21

野上新農水大臣「輸出拡大が重要課題」


 管義偉新内閣が16日発足した。野上浩太郎農林水産大臣は17日の就任会見で2030年までに農林水産物と食品の輸出額を5兆円に増やす目標の達成を、最重要課題として取り組む考えを示した。新型コロナウイルス感染拡大で需要が落ち込んだ農林水産物の消費拡大などさまざまな課題に取り組んでいく。


掲載日:2020.09.14

泰興商事の工場「サンリクフーズ」EU・HACCP取得

三陸フィッシュソーセージ。今回の輸出品目は左2品(ブラックペッパー、チリペッパー)


 (株)泰興商事(岩手県大船渡市、町田健司社長)のフィッシュソーセージ専用工場であるサンリクフーズ(宮城県気仙沼市)は農林水産省のEU向け輸出水産食品取扱施設(EU・HACCP)の認定を8月27日付で取得した。認定書交付式が7日農水省で行われた。輸出品目は「三陸フィッシュソーセージ ブラックペッパー」「同 チリペッパー」の2品で、宮城県で初の認定。今後はフランスやオランダ、イタリアなどの国々と商談を進め、来年早々には輸出を始めたいとしている。


掲載日:2020.09.14

神奈川県水産技術センターがクマエビの中間育成に成功


 神奈川県水産技術センターは、種苗生産を試みているクマエビについて、卵から稚エビまで育成することに成功した。東日本では初という。地球温暖化による海水温上昇の水産業への影響を抑えるために取り組んできた試みだが、新たな栽培漁業対象種としての可能性を見いだした。


掲載日:2020.09.07

商人ねっとが売場ノウハウ、動画で紹介


 流通・小売業者向けに教育コンテンツの配信サイトを運営する商人(あきんど)ねっと(株)(東京都、水元仁志社長)は鮮魚売り場で使える技術を配信している。客の購買意識をくみ取った商品開発、最新の水揚げ状況から予測した売り場作りなどを解説している。8月25日に公開した動画「西村弘の商品化研究室」は年末商戦に向けた高付加価値な刺身の盛り合わせ、総菜を提案している。


掲載日:2020.09.07

空輸でつなぐ「エドノイチ」全国へ拡大


 生産者と消費者を航空輸送で直接結び付けるサービス「エドノイチ」(江戸乃市、https://edono1.com)を展開している(株)3rd compass(東京都渋谷区、木村幸太郎社長)と(株)ANA Cargo(同港区、外山俊明社長)は、これまで稚内と鹿児島の2空港を発送拠点として展開していたサービスを1日から全国47空港に拡大した。空輸で食材を1日もかからずに直接購入者へ届けられるもので、利用空港を拡大したことで、より多くの生産者の販売促進の機会を創出する。


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