電子版 電子版サンプル

新聞記事

全国一覧

掲載日:2020.09.07

理研食品がワカメ生育最適条件を解明


 理研ビタミン(株)のグループ会社・理研食品(株)(宮城県多賀城市、渡辺博信社長)の研究チームは、ワカメの配偶体は性別や生育場所によって環境に対する反応性が異なることを発見した。この研究で活用した、生育最適条件を明らかにする培養と解析手法は、他の種類での同様の研究や優良系統の選抜などにも活用が期待できる。


掲載日:2020.08.31

魚食普及、創意工夫し推進


 宮城県青年・女性漁業者交流大会が24日、県石巻合同庁舎で開かれた。魚食普及や地域活性化、資源増殖などをテーマに4団体が日ごろの活動実績を発表。最優秀賞に輝いた県漁業士会南部支部と県漁協七ケ浜支所女性部は県代表として来年3月、東京で開催予定の全国大会に出場する。


掲載日:2020.08.24

首都圏サンマ商戦は今季も主役不在か

昨年のサンマ商戦中の様子。今年はまだまとまっておらず売り場を形成できていない


 首都圏小売の昨年のサンマ商戦は不漁で苦しみ、比較的好調だった一昨年を大きく下回る結果になった店舗が多い。近畿圏で150店、首都圏では120店ほど展開する(株)ライフコーポレーションは、昨年8~10月の生サンマの売り上げは前年比53%と大苦戦。それだけに今年は「まずは前年クリアを」と目標を立てている。しかし、今年も厳しい漁予報を受けてシーズン中は他魚種の販促も視野に入れて売り場作りを進めていく。


掲載日:2020.08.24

ゼネラル・オイスター、香港輸出急増


 東京を中心にオイスターバーを展開する(株)ゼネラル・オイスターは、香港市場への殻付き生カキの輸出を急増させている。コロナ禍による店舗休業のため、主力の外食事業の売上高は大幅減、利益面でも四半期ベースで、過去最大の損失計上に見舞われたが、小規模ながらも今後のアジア市場への展開に向けて弾みにしたいと捉えている。


掲載日:2020.08.10

日本水産、栄養価着目しニシンと野菜の炊き合わせ発売

「やわらかにしんと彩り野菜の炊き合わせ」パッケージ


 日本水産(株)は2020年秋冬新商品として43品、リニューアル品18品を9月から10月にかけて順次全国発売する。このうち水産品カテゴリーでは、宅配向けの冷凍食品として「レンジで簡単!やわらかにしんと彩り野菜の炊き合わせ」を9月1日に発売。ニシンが持つ栄養価に着目、小骨が気にならないよう加熱加圧処理を施し完成させた。


掲載日:2020.08.03

神経じめマコガレイなど直送で東京の飲食店と提携

マコガレイのピカタ


 カレイ刺網で水揚げした鮮魚の販路開拓に力を入れる野辺地町漁協の熊谷浩理事(勇宝丸=2.4トン)。今年は東京都内の飲食店と提携し、活じめ処理したマコガレイなど魚介類の産地直送を始めている。
 熊谷理事は以前から青森市内の生協や鮮魚店、県外飲食店への出荷、県主催の「肴フェア」参加など、活魚を中心に販路を拡大。今年は水産流通業者を通じ、6月から毎週金曜の週1回、東京都文京区根津の飲食店「焼鳥 鳥兆」に魚介類を送り始めている。放血や神経じめを施したマコガレイ、ヒラメ、カナガシラやマボヤなど「毎回10キロ程度を発泡に詰める。その週に掛かった魚を基本に、先方の要望に沿ったしめ方や梱包で送っている」と話す。


掲載日:2020.07.27

自社オイル無償で応募先着100人に提供

環境配慮型のエンジンオイル「スマートオイル」


 (株)フューエルエフィシエンシー(東京都、岡田康成社長)は同社のエンジンオイル「スマートオイル」を漁業者100人に無償で提供している。新型コロナの流行で経営がひっ迫している漁業者を支援するためだ。応募先着順で定員に達し次第終了する。同オイルは燃費の良さに定評があり、沿岸漁業者を中心に導入が広がっている。応募は同社フェイスブックか電話(03・6231・1982)で。


掲載日:2020.07.20

沖電気が密漁者の音聞き分け通知するシステム開発


 沖電気工業(株)は、密漁船や水中の不審なダイバーを監視し検知する「密漁監視ソリューション」を開発し、このほど販売を始めた。船外機や水面下のダイバーの呼吸音は特有の周波数(音)を持っていることに着目、同社が長年培ってきた水中音響センシング技術を活用した。これまで目視や監視カメラでは見つけられなかった不審船や不審者を見つけ出す。


掲載日:2020.07.20

農水省が養殖成長戦略を策定


 農林水産省は14日、戦略的養殖品目とその成果目標を定めた「養殖業成長産業化総合戦略」を策定し、公表した。養殖業の“定質、定量、定時、定価格”という「4定」な生産物を提供できる特性を強みに、これまでの生産を中心としたプロダクト・アウト型から、生産や販売、輸出に至る関係者が連携し需要実態を意識できるマーケット・イン型への転換を図る。これにより、バリューチェーン全体の付加価値向上を目指す。指定品目としてブリ類やマダイ、サケ・マス類などを示した。


掲載日:2020.07.13

くら寿司がマグロ仕入れにAI活用

ツナスコープを使った仕入れの様子


 くら寿司(株)はコロナ禍での新しい仕入れ様式として、マグロの品質をAI(人工知能)が判定するアプリ「TUNA SCOPE(ツナスコープ)」を大手回転ずしチェーンとして初めて導入した。その技術で目利きしたマグロを使用した「極み熟成AIまぐろ」を10日から期間限定で販売を始めた。


アーカイブ
カテゴリー
RSSフィード

このページのTOPへ戻る