岩手県漁連は3月からの今季ワカメ共販で、ボイル塩蔵の芯抜き製品について、葉に中芯を幅3ミリ程度残す「特等」を新たに設ける。芯抜きの手間軽減を狙い、養殖生産量の維持、増加を目指す。将来的な芯抜き機開発の布石にしたい考えもある。入札での特等の上場数量と価格が注目される。
操業中の北海道太平洋沿岸の毛ガニ漁は全般的に組成の小型化などで昨季に比べ単価が落ち込んでいる。大半の海域が資源量低下で許容漁獲量が減枠となっており、減産分を補い切れず、金額が伸び悩み。加えて漁協間で水揚げペースに差も生じている。一部では漁獲サイズの限定や自主規制の設定など資源回復への取り組みも進められている。
白糠漁協のタコ縄漁が12月上旬にスタート、同月単月の水揚げは前年同月比4%減の52トンとなった。ただキロ平均単価は同12%高の660円に付き、金額は同8%増の3402万円。年明け以降日量が増加し、着業者らは今後の漁持続に期待している。
野付漁協の尾岱沼漁港に水揚げする根室海峡共同海区のけた引は7日、2019年シーズンの操業を開始した。3海域で日産150~190トンと順調な出足。19年計画は昨年の当初計画とほぼ同じ1万9800トンに設定した。
漁業情報サービスセンターがまとめた昨年の道内スルメイカ水揚量は、主要市場の合計が前年比13%減の7274トンと昨年を下回った。2年連続で1万トン割れを記録するなど依然として厳しい状況が続いた。
旅行会社JTBのグループ会社・株式会社JTBパブリッシングは、東京・赤坂にある直営飲食店「るるぶキッチンAKASAKA」で、宮城県の人気食材を集めた「みんなのみやぎフードグランプリ2018」特集フェアを1月末まで実施している。
いぶり噴火湾漁協の底建網で昨年12月にスケソが好漁した。虻田地区では1軒で日産40トンの水揚げ。例年より早くまとまったためか年明けは減速した。魚体は大型、浜値はキロ70円前後で推移している。
「成長産業化」を掲げた改正漁業法が昨年成立、2年以内の施行に向け、水産政策の改革が今年動き始める。その道筋はまだ明確には見えないが、浜では実行者となる若手漁業者たちが既に独自の革新に挑んでいる。漁村に暮らし、海とともに生き抜き、水産資源を供給する担い手の思いが花開く「改革」の実現を願って、それぞれの高みを目指す若手グループの活動を追った。
「誇りを持っている自分の仕事が廃れている現状が悔しい」。そう強く語る若い漁師の思いと行動が奔流となり、日本の漁業を新時代に突き動かそうとしている。
2014年にノリ、ホヤ、ギンザケなどの漁師や鮮魚店、事務局を合わせて13人で立ち上げた「一般社団法人フィッシャーマン・ジャパン(宮城県石巻市)」。漁師の仕事を「カッコいい、稼げる、革新的」という「新3K」として実行することを理念に掲げる。
北海道内では昨年、新たなカキブランドが続々と誕生した。湧別漁協は1年むき身は「漁師が恋した小さな牡蠣~COYSTER」、小型の2年殻付きは「龍宮かき」と名付け販売開始。昆布森漁協の㈱きのした水産は「元祖ミルク牡蠣」をプロデュース。森漁協の㈱イワムラ水産は「ほてい牡蠣」「秀峰牡蠣」をデビューさせた。いずれも首都圏はじめ全国展開を目指す。
北海道内のカキ生産量は主産地・サロマ湖のむき身が多少少なく、殻付きは道東中心に例年並み。消費は外国人観光客の減少で殻付き中心に伸び悩んでいる。12月は例年並みの出荷量となったが、浜値はサロマ湖産の1年むき身がキロ千円台前半、道東の殻付きは1個130~120円程度と弱含み。関係者は戻りつつある観光客消費に期待を寄せている。