枝幸町の株式会社オホーツク活魚(藤本隆治社長)は今季の秋サケ商戦からフレーク窒素氷を使った生鮮の高鮮度出荷に乗り出している。細胞が凍る寸前のマイナス1~3度の氷温帯で保冷。船上で活じめした高品質そのままで消費地に届けている。
ホヤのビール「海鞘エール」=写真=が好調な売れ行きだ。宮城県南三陸町の㈱ヤマウチ(山内正文社長、電話0226・46・4976)が8月25日に販売開始、同月末までに1000本を超えた。岩手県の地ビールメーカーが製造過程で志津川湾産マボヤの煮汁などを加えて生産。ホヤのように赤く、「ほのかにホヤの味がする」と評判だ。
中国への原料輸出は今季、低調な荷動きが予想されている。欧米の販売不振、国内の景気減速などで中国の秋サケ加工業者は原料手当てに慎重。日本国内向けの供給増が見込まれる中、国内の鮭鱒相場も昨年より下方修正され、チリ銀などとの競合で売り場獲得の価格形成が焦点になる。
中国の秋サケ加工業者は震災年の平成23年に鮭鱒全般の原料高と欧米の経済低迷でサケ製品の販売不振に陥り「サケ事業で貯めた10年分の利益を吐き出す欠損を出した」と輸出業者。「以降原料の買い付けが年を追うごとに慎重になっていった」と指摘する。
日本海のウニ水揚げが伸び悩んでいる。後志管内は海藻の繁茂不良などで身入りが低調。礼文島もシケ休漁が多く、12日に終漁した船泊は昨年に比べ3割の減産となった。
初山別村の梅澤商店(梅澤安男代表、電話0164・68・1215)は、羽幌産活甘エビでつくる丸干し=写真=が看板商品。8年ほど前に開発し、口コミで評判が広がった。昨年夏には研究を重ねてきた内臓の除去製法を確立。道産食品のトップブランド「北のハイグレード食品+(プラス)2015」に選ばれ、販路が広がっている。
アジアを代表する水産商材のトレードショー「第17回ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」が19~21日、東京国際展示場「東京ビッグサイト」東5・6ホールで開かれる。一般社団法人大日本水産会の主催。出展規模は昨年度を上回る国内外合計約800社1150小間、約8000品目に上る魚介類や水産加工品、関連機器資材・システムが一堂に集結する。
サンマ漁は8月中旬から全さんま所属船が出漁し本番を迎える。近年漁場の北偏・沖合化など漁獲動向は不安定だが、秋の味覚を代表する人気の大衆魚。本特集では今季の漁況見通しや消費動向、安定供給に向けた生産者・産地の取り組み、消費地の販売戦略などを紹介する。
【富山】昆布でまちづくり-。高岡市、高岡商工会議所、高岡市農協などでつくる「高岡食のブランド推進実行委員会」は、地元の食文化を発信しようと、昆布グルメの開発とPRに取り組んでいる。平成24年の「高岡昆布飯」を皮切りにスイーツ、弁当、土産を考案し「高岡昆布百選」ブランドで展開。市内飲食店などが定義に沿った商品を作り提供する。本年度は既存商品に「高岡らしさ」をプラスしたブラッシュアップ商品の開発、販路拡大に注力する。
みやぎ銀ざけ振興協議会は22日、女川町のホテルで養殖ギンザケの生産者向け試食会を開催した。来季のいっそうの肉質向上を目的に、活じめと神経抜き活じめ(神経じめ)、野じめの3種類を刺身で食べさせた。野じめを除く2種類の評価が高かった。
えりも町の水産加工・㈱マルデン(伝法貴司社長)は、札幌圏を中心に昆布売り場の再興に乗り出した。札幌市中央卸売市場の荷受・髙橋水産㈱の売り場にコーナーを常設し、商品提案。併せて仲卸、場外の小売店、スーパーなども回って特徴や用途、生産状況などを説明、訴求を図る。情報発信の販売戦略を後押しし、産地・北海道の昆布消費を盛り上げていく。