紋別漁協のニシン刺網はシケで苦戦している。水揚げが始まった4月は中旬に5日間連続で休漁。魚体が細身で、大型がそろう湧別産に押され、浜値も安値基調だ。
岩手県漁連は4月21日、湯通し塩蔵コンブの共販協議会を大船渡市の南部支所で開き、今季産の販売を入札に決めた。相対から11年ぶりに戻る。価格と品質の向上が狙いだ。塩蔵は養殖生産の自家加工で、初入札は5月10日となる。
日高管内の春定置が4月20日解禁、21日にひだか漁協厚賀地区、26日に同富浜地区で水揚げが始まった。他浜は大型連休明けの操業開始。ロシア200カイリでのサケ・マス流網漁禁止による需給構造の変化もあり、主力・トキサケなどの水揚げ、価格動向が注目される。
札幌市中央卸売市場のウニ相場は昨年に続き高値で推移している。ロシア産(北方四島)の搬入量が少なく、北海道産の相場が高止まり。マルスイ札幌中央水産株式会社は「末端は当用買いで荷動きは鈍い」と話す。
終盤に入った渡島噴火湾の加工貝(2年貝)出荷量は、4月末で約3万5000トンとなった。前年同期と比べ5割強の減産。浜値は高値キロ390円まで上昇している。
小定置や電光敷網で漁獲する松前さくら漁協のヤリイカが豊漁に恵まれた。ピーク時の日産は組合全体で1、2万箱に。着業者は「これほど獲れたのは今までにない」と口をそろえる。
【釜山=松本名司】韓国で日本産の輸入が増加しているホヤ。震災後に宮城県産の輸入規制を強化して以降は、大半を北海道産で代替しているが、輸入業者は「道産ホヤは小型で、選別しないケースが多い。道産に比べ輸送コストが抑えられ身質も良い宮城産の輸入再開を」と切望。道産ホヤの今後の販路維持については、「選別の徹底や宮城産の規制解除を見据えた商品開発が必要」と指摘する。
紋別漁協のホッキけた引漁が始まった。昨年同様に資源量の減少で水揚げは低水準。浜値もキロ300円台と低調で、ほっき部会の鍋島智嘉部会長は「単価の高い大型連休にまとめて水揚げする」と話す。
漁協の女性部などによるライフジャケット装着の推進員「ライフガードレディース(LGL)」の誕生から、ことしで10年を迎える。宮城県漁協雄勝町東部支所(旧雄勝町東部漁協)の3人に始まったLGLは、現在全国29府県、170漁協の、3200人超と広がりをみせ、地道な活動で浜の男たちの装着意識を高めている。
石巻市水産物地方卸売市場牡鹿売場・牡鹿製氷冷蔵庫が同市鮎川浜に完成し、15日、記念の式典と祝賀会が開催された。東日本大震災の震源に近く壊滅的な被害を受けた両施設を市が合築整備。砕氷のカード式販売やエアー搬送設備、冷海水装置、放射能検査室などの最新設備や30基の活魚水槽を整え、衛生、鮮度管理も向上。漁船などへの氷供給と水揚げ魚の販売で、牡鹿地区水産業の復興と発展を支える拠点施設となる。