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掲載日:2025.02.17

全国受賞の洋風煮魚、新商品加え認知拡大へ-青森・武輪水産-


 水産加工品の製造・販売を手掛ける武輪水産株式会社(八戸市、武輪俊彦社長)は、若者世代に訴求する洋風仕立ての煮魚「FineDISH!(ファインディッシュ)」シリーズの認知向上を着実に進めている。昨年11月の第35回全国水産加工品総合品質審査会(全国水産加工業協同組合連合会主催)で水産庁長官賞を受賞した商品に加え、2月10日には新アイテムも発表。同社は「新たなファンを開拓する商品にしていきたい」と意気込む。


掲載日:2025.02.17

岩手毛ガニ漁本格化、高値はキロ1万円も

宮古市魚市場に出荷された毛ガニ(2月12日)


 12月1日に解禁した岩手県の毛ガニ漁は、1月下旬から水揚げがまとまってきた。県内の他地域からも出荷のある宮古市魚市場では2月3日と12日に2度の1トン超え。10日にはキロ1万円の高値を付けた。解禁日から2月12日までの累計数量は前年同期比24%増の約8トン。キロ平均単価は前年並みの3794円(県水産技術センター水産情報配信システム調べ)。漁業者、仲買人とも「身入りはいい」と口をそろえ、市場関係者らは「昨年より好漁が見込めるのでは」と期待を寄せている。


掲載日:2025.02.17

万博目前の関西、熱意の商談機運-シーフードショー大阪-


 「第22回シーフードショー大阪」(大日本水産会主催)が19~20日、大阪市住之江区のATCホールで開催される。出展規模は220社(307小間)で、約1万人の来場を見込んでいる。西日本最大級の水産関連イベントとして注目されており、新たな販路の獲得へ熱意あふれる商談に期待が高まる。全国40近くの都道府県から企業・団体が出展し、「EXPO大阪2025」でにぎわう関西・大阪に向けて各地の水産物をPRする。大阪会場では過去最多となる5カ国(韓国、中国、インドネシア、チリ、パプアニューギニア)の海外からの出展も見どころの一つとなる。


掲載日:2025.02.17

フクシマガリレイ冷媒ガス漏れ10年保証


 フクシマガリレイ株式会社は、スーパーマーケットなど小売りや物流施設など同社施工物件に関し、4月から冷媒ガス漏えいによる修理費の10年間全額保証を開始する。また、同社製造の冷凍機内蔵型製品の全機種を保証の対象とする取り組みも始める。昨年4月から一部機種で始めていたが、対象を拡大。冷媒を扱う企業として環境負荷軽減の社会課題の解決に取り組み、ユーザーとともに歩む姿勢を示す。


掲載日:2025.02.17

ゴマサバ高脂質に需要大-東京都・豊洲市場-

季節外れの高脂質で評価され始めた三重県産ゴマサバ


 東京都・豊洲市場のサバ消流は宮城県産のマサバが品薄高値で販売に苦慮している。一方、ゴマサバは一般的に夏商材で季節感を訴求できないものの、三重県産などが季節外れの高脂質で客層を広げている。


掲載日:2025.02.17

白糠漁協タコ縄水揚げ3倍超に伸長


 白糠漁協のタコ空釣縄漁が好調に推移している。漁期序盤となる昨年12月から今年1月末までの累計数量は前年同期比3.2倍の214トンと伸長。キロ平均単価は28%安の642円に下落しているものの、好漁を受け金額は2.4倍の1億3746万円に伸ばしており、今後の上積みも期待される。
 ヤナギダコ主体に水揚げ。今季は多い船で日量4トンに達するなど好漁に恵まれており、2カ月間の操業で、前年実績(2023年12月~24年5月)の244トンに迫る数量を確保した。


掲載日:2025.02.17

別海漁協ホッキ好値6割高


 1月に1週間ほど操業した別海漁協のホッキ漁は、3月の再開を予定している。1月のキロ平均単価は800円と高値に振れ、水揚量は前年より半減したが金額は若干減まで押し上げた。日量は4トン半~5トンと昨年並みに推移したが、宮川比呂巳ホッキ部会長(幸裕丸)は「中が主体だった組成は大の比率が高まっており、資源状況に一抹の不安もある」と示す。


掲載日:2025.02.17

環境変化に対応推進-道予算案-


 道は13日、2025年度当初予算案・24年度補正予算案を発表した。25年度一般会計予算案の水産関係分は277億5649万5千円で、24年度比0.8%減。主要魚種の秋サケやコンブの資源低迷、ホタテの採苗不振などを受けた生産安定対策、海業推進の事業費などを新たに盛り込んだ。


掲載日:2025.02.10

北海道毛ガニ供給量、低水準続く


 北海道産毛ガニの供給量は今年も低水準が続く。許容漁獲量が太平洋側の日高海域は過去最低の前季同数(19トン)、釧路東部海域(昆布森・厚岸・散布・浜中の4漁協)も低位の前季同数(48トン)。加えて3月に開幕する主産地・オホーツク海域が755トンで前季より90トンの増枠ながら史上ワースト3番目、3年連続で千トンを下回る。一方、異常高騰した2024年産は年末需要期の消化が鈍く、冷凍在庫が繰り越し。今季の消流は価格が下降の様相だが、ホタテの減産見通しなどが絡んで流通業者は高止まりの展開も注視している。


掲載日:2025.02.10

野付尾岱沼、全船開始


 根室海峡のけた引漁が始まった。管内5単協(歯舞・根室・根室湾中部・別海・野付漁協)の野付尾岱沼共同海区は1月に4海区で開始し、全5海区がそろった2月から日産300~350トンの水揚げ。サイズは例年並みの大型組成に戻り、浜値も高値基調で推移している。


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