電子版 電子版サンプル

新聞記事

全件表示一覧

掲載日:2022.09.12

サロマ湖3単協、順調に養殖作業進む

常呂漁協の本分散


 サロマ湖内の養殖は、3単協(常呂、佐呂間、湧別漁協)とも稚貝分散や耳づり、成貝出荷と、各自のペースで作業が進んでいる。稚貝はやや小ぶりだが必要量は確保し本分散をスタート。分散前後に行う耳づりも成育状況は良好だ。成貝出荷は大半がピークを過ぎ終盤を迎えている。


掲載日:2022.09.12

仙台水産、3年ぶり提案会、200社集結

仙水グループは魚とパンの相性の良さをPR(上)サンマを使った山田水産石巻事業所の新商品(下)


 株式会社仙台水産(仙台市若林区、本田誠社長)は7日、仙水グループの提案会「フレッシュ食の祭典2022」を同区卸町の産業見本市会館サンフェスタで開いた。出展メーカー200社は魚介の鮮度やおいしさ、価格などで差別化した商品をバイヤーにPR。他業種とのコラボメニューなども並び、魚食の魅力と可能性を広げた。


掲載日:2022.09.05

職人技、カジュアルに

野球の投球練習場をモチーフにした「ブルペン」の外観


 のれんに「鮨」や「寿司」などの表記がなく、カタカナやアルファベットの店名を持つすし店が東京都内を中心に”カタカナスシ”という新ジャンルで注目されている。一流の技を身につけた職人が握る確かな味と見栄えを両立させた一品を値ごろな価格で提供。精魂込めた一貫をカジュアルな雰囲気で楽しめる「食スポット」として若者や女性などを引きつけている。


掲載日:2022.09.05

北海道産折詰ウニ供給不足で価格上昇-豊洲市場-

国内の引き合いが弱い折詰ウニ


 東京・豊洲市場の折詰ウニ消流は北海道産は入荷量が伸び悩んでいる。大雨被害やシケ絡みで出漁回数が限られ、品薄高値で推移。また、10月1日に漁が解禁する北方四島産に対し、荷受・仲卸業者らは「ロシア側は春にかなりの数量を出荷していたため、枠を圧迫したのでは。秋からの供給状況が気がかり」と注視している。


掲載日:2022.09.05

ニシンと「切り込み」-生珍味新展開の契機に-


 釧路市の株式会社カネイチ丸橋(橋川龍一社長、電話0154・65・1405)は今年から新たに生珍味の製造販売に乗り出した。釧路産マイワシの食用利用の拡大で、ニシンとミックスした「いわしとにしんの切り込み」=写真=を開発したのが端緒。サーモンや貝類の素材も加えて商品アイテムを充実している。


掲載日:2022.09.05

水産庁、概算要求2604億円と発表


 水産庁は8月31日、2023年度水産予算の概算要求総額を2604億円と発表した。前年度要求額の2602億円と同水準に設定。3月に改定された水産基本計画の着実な実行を図り、持続性のある水産業の成長産業化と漁村の活性化を実現させる。


掲載日:2022.09.05

沙留漁協青年部、痩せウニ の蓄養に挑戦


 沙留漁協青年部(山田煕寿部長、部員22人)は海藻が繁茂してない場所に生息する痩せウニ(エゾバフン)の陸上蓄養に乗り出した。前浜資源の有効活用、磯焼けの抑制を念頭に、コンブを給餌し、身入りを改善。今年は試験段階で、来年から本格的に取り組んでいく。


掲載日:2022.09.05

いぶり噴火湾ウニたも高値で終漁

むき身で出荷されたエゾバフンウニ(8月22日、豊浦支所)


 いぶり噴火湾漁協のウニたも採漁は、序盤からむき身、殻付きとも高値で推移し8月末でほぼ終漁した。主体となるキタムラサキは昨年を下回る数量となったが、金額は2~3割増加。浜値はむき身のエゾバフンがキロ1万9千円前後、キタムラサキが1万3千円前後まで上昇した。


掲載日:2022.09.05

フジツボ付着防止剤導入、燃費向上期待

塗料に混ぜて使うマリンシールド


 南かやべ漁協大船地区の高谷大喜理事は今年春から、株式会社サン・シャインラグレス(宮崎県、電話0984・37・1906)のフジツボ船底付着防止剤「マリンシールド」を導入した。塗料に混ぜて船底に塗布。「フジツボの付着を抑えることで船速が落ちず燃費向上につながる」と効果に期待を寄せる。マリンシールドは天然素材(天石)を使ったパウダー状の混和剤。イオン効果によりフジツボやイガイの着床を防止、船舶の推進力やスピードが保たれ、燃料費や除去にかかる作業費などの削減につながることが利点。


掲載日:2022.09.05

礼文・船泊漁協の俵さん、天然採取、鎌刈り専門

天然コンブ採取に使う鎌


 礼文島・船泊漁協の俵静夫さん(87)は、鎌刈り専門で天然コンブを採取する。海底をのぞいて実入りの良いコンブを選び、根元からきれいに刈り採る。操業後には鎌を欠かさず研ぎ切れ味を維持。「良い水揚げをするには手入れは重要」と強調。若いときから漁具とともに腕にも磨きをかけ、等級比率の高い生産を続けている。


アーカイブ
カテゴリー
RSSフィード

このページのTOPへ戻る