電子版 電子版サンプル

新聞記事

岩手アワビ個体数少なく

2022年12月05日


 岩手県産アワビの2022年度第1期(11月分)水揚量は前年同期比33.7%減の34.4トンにとどまった。事前入札会で示された予定数量と比べると72.3%減。近年では餌の海藻類が豊富で身入りは良かったが、依然として個体数の減少傾向が続く。2~3月に冷水が停滞した影響でコンブの繁茂が比較的良く好漁が期待されたが、個体数は東日本大震災の津波による稚貝の流出や放流数の減少、磯焼けの深刻化などで回復していないとみられる。県によると、藻場面積は震災前の3280ヘクタールから1446服タール(20年)に半減している。

購読
アーカイブ
カテゴリー
RSSフィード

このページのTOPへ戻る