東日本大震災からの復興のサポートや水産関連の6次産業化支援に向けたさまざまな事業を展開している日本海洋資源開発株式会社(本社・岩手県盛岡市、中町匡志社長)は、岩手県大船渡産のアユを原材料とした新商品を開発した。「極上・宝鮎」のネーミングの4種のシリーズ。いずれも手作りにこだわった逸品だ。
太陽光パネルを設置しオール電化の高政女川本店工場・店舗
宮城県女川町のかまぼこ専門加工業・株式会社高政(高橋正典社長、電話0120・33・2854)は、高品質、高鮮度の原料とすり身技術の高さを誇りに、多彩な商品を展開。いずれも高い人気を誇る。太陽光発電設備や加工場見学コース、体験コーナーなどを設けている女川本店と工場が9月でオープン3周年を迎え、20日から感謝の気持ちを込めた「がんばっぺ祭り」を開催する。
帯広地方卸売市場株式会社(山室俊晴社長)は百貨店などの物産展向け海鮮弁当の商品展開に取り組んでいる。食品製造販売の㈱モア・フーズ、帯広物産協会と連携。物産展で人気の高い弁当で全国へ十勝産魚介類をアピール、認知度を高める狙いだ。
日本海のウニ漁が不振だ。資源の減少に加え、天候不順で休漁の頻発も影響。特にエゾバフンが低調。一方、浜値は高値形成となり、札幌市場の卸値も品不足で高値に張り付いている。
「豊富なメニューと新鮮・旬の魚が自慢です」。道の駅「知床・らうす」深層館にある「羅臼の海味 知床食堂」は、前浜産魚介を味わえる人気店だ。社長の野村浩司さんは元漁師。定番の海鮮丼や焼き魚・煮付け定食に加え、現役時代に食べていた「漁師めし」もメニュー化。観光シーズンは店前に長い列ができる。
釧路市漁協の総合流通センターは、釧路産のサバを使った「しめさば」の販路開拓に力を入れている。昨年産で2月から製造販売を開始。量販店の店頭販売に加え、すしネタなどで業務筋にも利用されて好評を得ており、定番商品化に向け、今季も道東沖での漁場形成、釧路港への水揚げ増に期待している。
岩手県久慈市の㈲北三陸天然市場(小笠原ひとみ社長、電話0194・61・1116)は、久慈近海で水揚げされた魚介類を「潮騒の一夜干し」シリーズで商品展開している。塩分を控え、「低温除湿乾燥製法」でふっくらとした食感に仕上げているのが特長。「北三陸の魚の味をそのまんま味わってもらう」自慢の逸品として広くアピールしている。
7月1日に解禁したサロマ湖3単協のホッカイシマエビ漁は、不振だった昨年の水揚量をさらに下回り、休漁を余儀なくされた。14日から20日まで資源調査を実施し今後の対応を決める。
産直を売りにした海鮮居酒屋は全国的に人気だが、中でも株式会社エー・ピーカンパニー(米山久社長)が首都圏で12店舗を展開する「四十八漁場」は極めつけ。全国の漁港から漁師直結の鮮魚を空輸、羽田の自社配送センターで仕分け後、夕方から各店で提供する。浜直結により「良い品を手頃な価格で」という客のニーズと漁家増収に貢献する同店は、店舗・仕入れ先の拡大に勢いを増している。
「蝦夷前寿司」と銘打って商品展開する道産魚介のすし種
札幌市中央卸売市場の荷受・マルスイ札幌中央水産株式会社(武藤修社長)は、すし種に特化した北海道産の商品戦略を打ち出した。独自ブランド「マルスイ蝦夷前寿司」と銘打って旬の魚介類を商品展開。6月から特に本州マーケットをターゲットに需要拡大に乗り出している。