道漁協系統・関係各団体は18、19の両日、札幌市の第2水産ビルで通常総会を開き、平成26年度事業報告と27年度事業計画を承認した。最初に開かれた全道組合長会議では、決議案の資源増大・管理対策、漁業経営の体質強化対策、豊かで安全な漁場環境づくり対策を採択。国や道へ政策提言や要請活動を強力に進めていくことを決めた。
白糠漁協の花咲ガニかご漁は1年ぶりに再開した。昨年は、漁獲許可のないタラバガニのかご入りが多く、操業に支障が出て休漁を余儀なくされたため、ことしから混獲許可を取得した。
湧別漁協のホッケ底建網漁は、水揚げが伸びず苦戦を強いられている。大半が1週間ごとの操業で1隻平均300~400キロ程度。浜値は大サイズがキロ400円台と好値だが薄漁のためカバーできない状況だ。
札幌市中央卸売市場の荷受、丸水札幌中央水産㈱への事業譲渡で、4月1日に発足した新生・株式会社一印旭川魚卸売市場。道北の水産物流通拠点として顧客満足度の向上、道外マーケットへの販売拡大などを成長戦略に新たな一歩を踏み出している。竹田剛社長(56)に経営方針などを聞いた。
釧路沿岸(白糠、釧路市東部、昆布森各漁協)の春定置は6月中旬に入り、トキサケの水揚げが本格化した。昨年はハシリから好調だったが、ことしは低調な出足となり、ばん回に期待がかかる。一方単価は、サケマス流網漁が大幅減産の状況で、切り身原料の引き合いが強まり、昨年より高値で推移している。
岩手県の県漁連(大井誠治会長)と信漁連(岩脇洋一会長)、漁業共済組合(前川健吾組合長)は18日、本年度通常総会を盛岡市の県水産会館で開いた。いずれも昨年度事業報告、本年度事業計画などの議案を原案通り可決、決定した。
昆布森漁協所属・幌内漁業部の第7共進丸(19トン)の川原田良己船主は今季、保冷タンク(660リットル)で活じめしたトキサケを荷揚げしている。1トンタンクで血抜処理した魚を保冷タンクに移し替えて、漁場から荷捌所まで低温搬送している。
昆布こん包圧縮機など農漁業機械を手掛けるシロイシコーキ株式会社(南幌町、白石弘一社長)は、オーダーメードの昆布乾燥棚も製作。稚内や雄武、枝幸など道北中心に普及している。
道漁連(川崎一好会長)は「強い北海道漁業の確立」「グローバル戦略の進化と成長」を掲げる中期計画の2年目にあたり、海外市場の拡充を、従来の国内需給調整にとどまらない位置付けとする一方で、輸出主導型の高値形成や減産により縮小傾向にある国内市場の堅持と需要回復に取り組む。
道ほたて漁業振興協会(阿部滋会長)は本年度、国内消費の底上げに向けた対策とともに、海外での販促を強化。生鮮、冷凍、干貝柱の商材別と米国、EU、東南アジア諸国などエリア別の方針を具体的に策定し、さまざまな媒体や空間を有効に活用する。18日、通常総会で決めた。