小樽市漁協の刺網はアンコウとカスベの水揚げが伸びている。組成は昨年より小型だが、尾数が多く、数量・金額とも昨年を上回っている。
国立研究開発法人水産総合研究センターは14日、マイワシ資源量の増加傾向がさらに強まる可能性が高い、と発表した。秋の調査で、ことし生まれの0歳魚の生き残り、資源加入量が卓越して多いと判断、本格的な資源増加期に入るきっかけになるかもしれないとみている。
根室、釧路、網走地方の中心に位置する中標津地方卸売市場を運営する中標津地方魚菜株式会社(久本眞一社長)は、地元産食材の鮮度充実を図ることで海外への拠点市場を目指す地域振興策に乗り出している。
上磯郡漁協上磯支所がブランド化に取り組む「峩朗(がろう)ガキ」は今季、11月中旬に開かれた直売会などに合わせて水揚げしたが、本格化は年明けとなりそうだ。
広尾町はことしから、都会の小学生が漁家で宿泊体験する「漁村ホームステイ」に取り組んでいる。7月に初めて実施。広尾漁協の漁業者10人が東京都江戸川区立平井小学校の5年生42人を受け入れ、コンブ製品化などを体験させながら寝食を共にした。町は「子どもが喜ぶ姿を見て、漁業者も自らの仕事に自信と誇りを持つ。そこから漁業活性化につながっていけば」と期待。今後は協議会を立ち上げ、受け入れ体制を強化、知名度向上などを図る。
青森県の三沢市~八戸市北部のホッキ漁が1日、始まった。4漁協の噴流式マンガン船約90隻が1隻1日の上限100キロずつを短時間で水揚げ。輪採制漁場で資源は安定し、価格維持が課題だ。三沢市場ではキロ550~400円の好値から、約1週間で大きく下げた。だが、数隻共同の漁協では操業船以外は他の漁に従事でき、魅力ある漁業種となっている。
岩手県の久慈市漁協(皀健一郎組合長・久慈市)は釣りスルメイカの付加価値を高め周年供給する試験を進めている。昨シーズンの「洋上活じめ」の鮮出荷に今季から冷凍を加え、サイズが小さい夏場は「沖漬け」に。地元などで販売しいずれも好評という。水揚げが減る中、高鮮度や衛生管理を付加価値にブランド化し浜値を上げる狙いだ。
低調に推移していた道南太平洋沿岸のスケソ刺網は12月に入って胆振側でまとまりだした。いぶり中央漁協白老支所では第1週から120トンペースで水揚げし、8日に140トン、9日には280トンと増加。同支所は「前浜全体で獲れている」と話す。
オホーツク海北部のけた引漁が11月末で終漁した。4単協の水揚量は漁場造成を含め8万4600トン。修正計画を8%上回ったものの前年比44%減と大きく落ち込んだ。