(株)カネカシーフーズ(気仙沼市、昆野直社長)は商品カテゴリーにフローズン(冷凍品)を新たに加える。主力のめかぶを使ったカップ商品で展開、第一弾として全国各地の土産店向けに販売を進めていく。それをベースとした、第二弾、第三弾の商品展開もすでに計画している。
いぶり噴火湾漁協の加工貝(2年貝)出荷がほぼ終漁した。今季は当初計画を2400トン下方修正し1万2200トンに変更。出荷中の漁家も4月上旬の終漁見通しで、同漁協では修正計画に近い最終実績を想定している。
昨年11月ごろから目立ち始めたへい死の影響で今季の出荷量は昨季より約7千トン減産の見込み。現時点の出荷量は1万1千トン程度。
青森県は新年度、水産関係で多彩な新規事業を展開する。西北地域県民局鰺ヶ沢水産事務所は観光客をターゲットに、西海岸(中泊町~深浦町)の魚の魅力を高めアピールして生産者はじめ関係者の所得向上をめざす。魚目当てに鮮魚店は見本市、食堂は試食会場のようににぎわう日が期待される。
「『西海岸の魚』魅力アップ推進事業」で、2カ年を予定。異業種連携を軸に販売促進戦略を策定し、品質向上を図り、刺身など高鮮度なお土産品の開発も狙う。
販売促進戦略は、漁協や県漁連、水産物販売業者、観光協会、県、市町とアドバイザーらで構成を予定する協議会が策定。クロマグロなど高級魚のアピールやブリなど低価格魚の活用方法、情報の整理・発信方法などを協議し、効率的で効果的な販売戦略をめざす。
苫小牧、鵡川両漁協の冬ホッキ漁は順調にノルマを消化している。ただ浜値はキロ300円前後と安値基調。他産地の水揚げが増え、引き合いが弱まっている。
いぶり噴火湾漁協のアカガレイ刺網が苦戦している。雪解け水の影響で海中が濁る「泥湧き」が例年よりひどいため。水揚げは昨年の半減と大きく落ち込んでいる。
豊浦地区は春先に3軒が着業。2月の休漁後、3月19日現在で前年同期比49%減の1.2トン。第18栄勢丸の竹島浩刺網部会長は、長万部静狩寄り水深60~70メートルで操業し、72反で21日に50~60キロの水揚げ。「いつもは3桁…。春先は毎年覚悟しているが、例年以上に泥が湧いている」と表情を曇らす。
鵡川漁協所属・幸進丸(4・9トン)の中野孟幸さんは甲板の照明にLEDテープライトを装備している。「ハロゲンより光が白く、手元が見えやすい」と話す。 LEDテープライト(24ボルト、5メートル)はネット注文で1万2千円ほどで購入。「単体の漁船用LEDライトと比較して安い」という。
船首からブリッジにステンレス製ワイヤーを張り、耐熱チューブで保護。そこにLEDテープライトをインシュロックで固定し船内の電源と接続している。
従来はブリッジから2基のLEDライトで照らしていたが、「作業場全体を照らすことができなかった。LEDテープライトは甲板全体を照らし、作業環境が向上した」と笑顔を見せる。
道漁連は、耳づり穴開け用超硬キリ製造に定評のある(株)ムラキ(東京都中央区、木内義裕社長、電話03・3272・7651)と共同で開発したホタテ穴開け機「GM―160」の販売を4月から開始する。実演会では多くの漁業者が体感し「抜群の性能。静かで使いやすい」と高い評価を得た。
消費低迷が続くだし昆布。需要喚起に向け各企業が商品開発や販売方法を工夫する中、『だし生活、はじめました。』の著者で、だし愛好家の梅津有希子さんは15日、日本昆布協会の例会で「昆布だしPRのヒント!」と題し講演。「1回分の昆布を袋詰め」「パッケージの工夫」「昆布だし常備のライフスタイル提案」「だしを飲める場の提供」の4つをポイントに挙げた。
岩手県産ワカメの初入札でボイル塩蔵が高騰気味の幕開けとなった。芯抜き1等(抜1)は1万4000~1万1700円主体、中芯は全量近くが4千円台。成長、品質とも近年にないほど良好で、ハシリから実が入った。次回入札から上場が増え価格が落ち着いていくとの見方が強いが、高め推移の水温から後半の老化、品質が早くも懸念され、波乱含みのスタートだ。
えりも以西栽培漁業推進協議会の諮問機関「マツカワ魚価対策プロジェクトチーム」は17日、札幌の第2水産ビルで本年度第2回目の本会議を開き、消費拡大イベントの実施など平成28年度事業計画を決めた。