宮城県産カキのむき身出荷が5月末で終了した。県漁協石巻地区、石巻市東部、石巻湾3支所にとって国際認証「ASC」を取得して臨んだ初シーズン。感想や効果、来期以降の対応を石巻地区支所の須田政吉かき部会長(県漁協かき部会長)と小野寺賢支所長にきいた。
歯舞漁協の歯舞水産物ブランド化推進協議会は昨年から、トーサムポロ沼内でカキの養殖試験に取り組んでいる。
宮城県から半成貝を搬入し、かご養殖。昨年生産分は身入りも良く順調に成長した。今年は搬入量を増やし養殖する計画。将来的な新たなブランド確立に向け、生産技術の向上を図る。
株式会社寺岡精工はこのほど食品製造や物流現場に向けて提案する体験型ショールームを本社(東京都大田区)の近接地に開設した。説明を行う場だけでなく、ユーザーが自ら評価・検証・納得を実体験できることがコンセプト。HACCP義務化や食品ロス、人手不足など市場環境の変化が激しい分野で、ユーザーの課題解決を強化する。
今年から本格化した公海操業で漁獲されたサンマが5月28日に根室・花咲港で初めて荷揚げされた。操業船はシケに加え、群れが薄く、苦戦を余儀なくされ、出荷量は鮮魚3トン、冷凍5.3トンの計約8.3トンと低調。組成も平均100グラム程度と小ぶりで、採算性は厳しい滑り出しとなった。
日高中央漁協浦河地区のタコ箱船・第六智豊丸(4.9トン)は冷水機導入5年目を迎えている。 水温が上昇する6月末から10月にかけて活用。船頭の宇田豊さんは「夏の暑い時期でも100パーセント活で出荷できる」と利点を強調。「導入してよかった」と実感している。
水温が上昇する6月末から10月にかけて活用。船頭の宇田豊さんは「夏の暑い時期でも100パーセント活で出荷できる」と利点を強調。「導入してよかった」と実感している。
イオングループは5月29日から北海道・根室の花咲港に初めて水揚げされた公海サンマを「生サンマ」として、東北・関東・東海・近畿エリアの「イオン」「イオンスタイル」約90店舗で販売を始めた。
宮城県の養殖ギンザケが日産100トンを超える水揚げとなり、これから盛漁期を迎える。これまで成長遅れが続き累計重量は昨シーズンを大きく下回っているものの、入札価格は高値安定。魚体のサイズアップに期待がかかるが、生産見込みの1万3200トンを下回る可能性がある。生産量と併せ、生鮮消費を超え冷凍向けが出てくる今後の価格形成も焦点だ。
後志沿岸のコウナゴは昨年の薄漁から一転、好漁で終盤を迎えた。道漁連小樽支店によると24日現在で前年同期比4.3倍の799トンに伸長。特に島牧漁協は4月下旬のハシリから盛漁で、着業者は「浜値も堅調に推移し今年は商売になった」と安ど。一方、本州の不漁で大サイズに引き合いがあるものの、全般的に組成がばらつき寿都町などの加工業者は「つくだ煮に適した良品が少ない」と原料確保に苦慮している。
岩手県南部で5月中旬、ホタテの採苗器投入が相次いだ。遅れた昨シーズンに比べればやや早まり、ラーバ(浮遊幼生)の出現なども比較的順調な地区が多い。付着が「不安」という漁協もあり、感触は地区による差が大きい。
えりも漁協の春定置は漁開始から1カ月が経過、主力のトキサケが5月下旬に入って徐々に乗りだし今後の本格化に期待がかかる。有限会社菱栄協栄水産代表の佐藤勝えりも地区定置部会長は「水温が8度くらいまで上がり、若干増えてきた。さらに上向けば」と話す。