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新聞記事

水産業向け一覧

掲載日:2019.06.10

釧路さお前始まる

天日乾燥させたさお前の裁断作業(3日、桂恋地区)


 釧路管内のさお前コンブ漁は3日、釧路市東部漁協を皮切りに始まった。シケなどの影響で5月27日の解禁から1週間遅れての初出漁となったが、生育面で「長さが短いと指摘する着業者が多い。


掲載日:2019.06.10

春定置のトキ、各地で低調

春定置の荷揚げ作業(5月30日、千代ノ浦漁港)


 北海道の春定置は、トキサケの水揚げが振るわない。6月上旬まで日高が昨年の4割、昆布森漁協が3分の1など各浜とも昨年を下回るペース。組成は胆振などで4キロ以上の大サイズが少ない。漁業者は6月中旬以降のヤマ形成で挽回に期待をかけている。


掲載日:2019.06.10

ホタテ本操業 オ海南部も本格化

本操業が始まった常呂漁協の荷揚げ作業(5日、常呂漁港)


 オホーツク海南部の本操業は6月から本格化した。常呂漁協は日産300トン体制。歩留まりは全域で11~12%台に上昇しており、小型傾向ではあるが3Sも見えている。


掲載日:2019.06.10

当別・道民の森でお魚殖やす植樹運動行事


 全道各浜で取り組む「お魚殖やす植樹運動」の植樹行事が3日、当別町の道民の森内で行われた。道女性連、道漁連など漁協系統各連の主催。「100年かけて100年前の自然の浜を」を合言葉に1988年に始まった同運動は今年で31年目。「昭和」から「平成」、そして「令和」の新時代へとつながり、参加者は「豊かな森と海づくり」への思いを新たに植樹に臨んだ。


掲載日:2019.06.10

宮城県女川で「漁師カレッジ」開講


 東日本大震災により漁業者が激減した宮城県で、新規就業者を育成しようと県などが主催する「みやぎ漁師カレッジ」の本年度開講式が3日、女川町まちなか交流館で行われた。2017年度のカレッジスタート以来初となる女性を含む3期生8人の研修生が誕生。12月まで、座学や現場研修を通じて、漁業に必要な知識や技術、心構えを学ぶ。


掲載日:2019.06.10

大水、白須会長が再任


 大日本水産会は5日、東京都内で通常総会を開き、任期満了に伴う役員改選で白須敏朗会長を再任、新副会長には全国水産卸協会の網野裕美会長、㈱ニチレイの大櫛顕也社長、新専務理事には全国漁業共済組合連合会の内海和彦常務理事を選任した。道漁連の川崎一好会長は副会長を続投する。


掲載日:2019.06.10

網走漁協キンキ延縄 今月一転、5月の約半分に

荷揚げ作業と1箱8尾のキンキ(5日、網走地方卸売市場)


 網走漁協のキンキ延縄は5月までの好漁から一転、6月に入って切れだした。1航海の水揚げは1隻40~50箱と好漁時の半減に。一方サイズは昨年より大きく、1箱6尾・8尾入れ主体で推移している。


掲載日:2019.06.10

日本海スルメイカ 金沢安定1万6000箱も


 日本海のイカ釣りは6月初旬、昨シーズンに比べ、石川県が好調で5日の金沢市場の水揚げ、陸送上場は約1万6000箱に上った。新潟、山形両県は低調のままとなり、能登半島の沖を北上する群れが少ない模様。ただ、山形県酒田の水揚げは6日に372箱と増え、飛島北での漁場形成をうかがわせる。青森県では小泊の水揚げが増加し800箱前後の日もある。石川は30尾中心、新潟以北はいずれもバラ主体。


掲載日:2019.06.10

海の森づくり推進協 東京でシンポ


 海の森づくり推進協会は1日、東京都内で「アカモクとコンブの資源・養殖と利用の現状と展望」をテーマとするシンポジウムを開いた。今回で18回目。アカモクに関しては昨年テーマに挙げて開催したところ好評だったため、今年はその生育と産業との関係を中心に講演が行われた。


掲載日:2019.06.03

全国ホタテ取引懇談会 内需拡大へ結束


 ホタテの新物商戦を展望する道水産物荷主協会(根田俊昭会長)主催の第25回全国ホタテ大手荷受・荷主取引懇談会が5月29日、京王プラザホテル札幌で開催された。生産量が落ち込んだボイルは販売手法の見直しやチルドの可能性に言及。昨年以上の内販消化が求められる玉冷は価格の再修正と大型組成に期待が集まった。


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