噴火湾のエビかご春漁が始まった。序盤はシケが続き3日にかご入れ、7日の初水揚げとずれ込んだが、数日置いた初日でも多い船で90キロ前後と低調な水揚げ。その後も日量1隻50~60キロ前後と振るわない。浜値は流通停滞の影響を受けながらも薄漁を映し大がキロ3千円台と例年並みでスタートしている。
(株)石昆(名古屋市、石川哲司社長、電話052・932・2911)の菓子昆布「こぶてん」(内容量55グラム)が好評だ。国産昆布に衣を付けて揚げたスナック菓子で、サクッとした食感と昆布の豊かな風味が特長。「食べ応え十分な上に昆布を使っているのでヘルシー。女性人気も高い」という。順調に売り上げが伸び、定番のうす塩味に加え梅や塩レモン、濃厚チーズなど次々と新味を発売。4月からは手軽に購入できるミニパック(同25グラム)も本格展開する。
水揚げ最盛期を迎えている噴火湾。大半を冷凍両貝に仕向けられてきた加工貝は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う中国国内の流通停滞によってボイル製品主体の展開が見込まれる。浜安傾向でNET800グラムの製品価格は3桁の相場となり、首都圏では一部量販店が扱い始めた。ここ数年の高値で売り場を失ったボイル製品。価格次第では好転する可能性を秘めた年となりそうだ。
水産加工の(株)川秀(本社・岩手県山田町、川端秀典社長)は、宮古市津軽石大判川地内に新たな冷蔵倉庫を竣工した。二酸化炭素を冷媒に用いたノンフロン型を導入し、マイナス25度で5千トンの保管が可能。大判川冷蔵庫は3棟体制となり、県内における同社の冷蔵保管能力は計1万1千トンと東日本大震災前の水準に回復した。震災から9年。減少しつつある水産資源の回復も目指し、環境に配慮した商品を売りに復興を加速させる。
三陸ワカメの岩手県産初入札が12日、大船渡市の県漁連南部支所で開かれた。ボイル塩蔵23トンが上場、中芯を除いた落札価格は10キロ平均1万1150円。作業の遅れから数はまとまらなかったが、生育は順調という。価格も昨季初回を下回ったものの、先行する宮城産入札の下落の影響は最小限に食い止めた形。上場が一気に増える見込みの次回入札からの価格形成に注目が集まる。
白糠漁協のタコ縄部会(山田明部会長)は、小型サイズの放流や日量の目安・禁漁区の設定、産卵礁の設置など幅広い資源管理を徹底。近年は資源が増加傾向で1シーズン500~600トン台の安定した水揚げで推移している。
日本海沿岸のニシン刺網が盛漁だ。主産地・石狩湾漁協は2月末現在で昨年の累計水揚量を上回った。全体でも2017年度の漁獲量(1733トン)を超えた。
ベンチャー企業の取り組みを事業化へと導く「新産業共創スタジオ」はこのほど、東京都内で陸上養殖をテーマにしたイベントを開いた。高付加価値化したサクラマスを効率よく作り出す研究を進めて、海外への販路開拓を目指している。同イベントでは現在の生産段階の説明と来場者への協力を呼び掛けた。
JF全漁連は2月28日、全国の浜と消費者を直接結ぶ電子商取引(EC)サイト「JFおさかなマルシェ ギョギョいち」を開設した。生産者から消費者に旬の魚や加工品を提供するほか、浜のリアルな情報を伝える。バリューチェーン改善促進事業の一環として取り組み、魚食の普及拡大や漁業者の所得向上を目指す。
白老町のたらこメーカー・株式会社スイコウ(山村実社長、電話0144・87・6565)は、前浜産ババガレイの神経じめ出荷を手掛けている。山村社長自らが率先して実施。東京・豊洲市場や札幌市場などに送り、鮮度持ちの良さで高評価を獲得。白老産の存在感を高めている。