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新聞記事

2025年2月の記事一覧

掲載日:2025.02.03

オホーツク海各地でミズダコ好漁

網走港で荷揚げするミズダコ(昨年7月)


 昨年はオホーツク海でミズダコが好調だった。年間水揚量は前年比2倍以上の漁協が多い。サイズは例年より大型傾向となり1尾8~10キロ主体の水揚げ。一方浜値も高値水準となり、高騰した一昨年より2割ほど下回るがキロ900円前後と好値を付けた。


掲載日:2025.02.03

三陸~道東水温高め


 漁業情報サービスセンター(JAFIC)は2024年の日本周辺漁海況の特徴を取りまとめ、1月29日公表した。黒潮大蛇行が継続する中、三陸~道東海域や日本海西部~中央部を中心に高めの水温が続いたと総括した。特異的な漁獲がみられた魚種にマサバを挙げ、全体的には不漁だった前年をさらに下回り、近年では最も少なかったとするも、東シナ海・日本海側での水揚量は前年を上回っていると指摘。その要因について推察している。


掲載日:2025.02.03

三陸イサダでグミ

イサダオイル素材の製造試験の様子


 帝京科学大学の山田秀俊准教授は、三陸で水揚げされるイサダ(ツノナシオキアミ)の機能性を活用した健康食品を社会実装するためクラウドファンディング(CF)を始める。具体的には含有する機能性成分「8-HEPE(ヒープ)」の食品素材としての製造方法を確立し、その含有グミを創出。イサダを活用して健康長寿社会の実現と三陸水産業の振興への貢献を目指す。


掲載日:2025.02.03

環境配慮型売りに養殖魚「巡」ブランド始動

「-巡養殖-ヒラメ」(上)と「-巡養殖-カワハギ」


 養殖業の有限会社河内水産(大分県佐伯市、河内伸浩社長)はこのほど、独自の養殖技術「環境配慮型養殖『巡』」で生産したヒラメやカワハギの販売を始めた。新ブランド「巡」として道の駅かまえ内の直売所「魚屋マル道」で売り込んでいる。同ブランドのヒラメとカワハギは、株式会社三六九(ミロク)が持つ特許技術「好熱菌を用いた高温発酵技術」を活用した独自の発酵飼料で育てている。飼料はヒジキやおから、魚のあらなど人が食べられる食品素材を使用し、魚の健やかな成長を促進するとともに、うまみ成分が増し「味わいを格段に向上させる」という。


掲載日:2025.02.03

漁業・浜の未来担う-全道漁協青年部大会-


 道漁青連(尾﨑勇太会長=紋別漁協)は1月25日、札幌市の第2水産ビルで第62回全道漁協青年部大会を開いた。全道から青年部員300人が参加。研究発表、講演、腕相撲大会などを通し、研さん・交流を深めるとともに、北海道漁業の未来、浜の活性化を担っていく意識を高め合った。


掲載日:2025.02.03

佐井村漁協が全国へ、担い手育成実践発表-青森県青年・女性漁業者交流大会-


 日ごろの研究や活動実績の発表を通して知識の交換と意欲向上を図り、沿岸漁業の振興に寄与することを目的とする「第66回青森県青年・女性漁業者交流大会」(県主催)が1月29日、青森市の県民福祉プラザで開催された。県内3団体による発表の中から、佐井村漁協の取り組みが優秀賞に選出。発表者の家洞昌太さんに賞状を贈った。県代表として3月に東京都で開催予定の全国大会に出場する。


掲載日:2025.02.03

加工品の商談に熱気


 宮城県石巻地域の水産加工品を集めた展示商談会「石巻フード見本市2025」(実行委員会主催)が1月24日、石巻魚市場で開かれた。22社がブースを構え、三陸屈指の水産都市で磨き上げた自慢の品々をアピール。同市場では3日前に県の水産加工品品評会が行われたばかり。その熱気が残る会場には全国から約120社のバイヤーが参集し、活発な商談が繰り広げられた。


掲載日:2025.02.03

えりも漁協オオズワイガニ前年度実績超に伸長


 えりも漁協のオオズワイガニは水揚げを大きく伸ばしている。本年度の数量は1月21日現在で1300トンに達し、前年度実績(2023年4月~24年3月)を23%上回る。大サイズ主体の組成で、キロ平均単価も同2.3倍670円と高く、金額は同3.1倍9億4千万円に伸長、今後の上積みが期待される。秋サケや毛ガニの不漁に加え、赤潮以降ツブやタコ(ヤナギ)なども低迷する中、組合を支える魚種の一つに成長している。


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