えりも漁協のオオズワイガニは水揚げを大きく伸ばしている。本年度の数量は1月21日現在で1300トンに達し、前年度実績(2023年4月~24年3月)を23%上回る。大サイズ主体の組成で、キロ平均単価も同2.3倍670円と高く、金額は同3.1倍9億4千万円に伸長、今後の上積みが期待される。秋サケや毛ガニの不漁に加え、赤潮以降ツブやタコ(ヤナギ)なども低迷する中、組合を支える魚種の一つに成長している。