漁業情報サービスセンター(JAFIC)は2024年の日本周辺漁海況の特徴を取りまとめ、1月29日公表した。黒潮大蛇行が継続する中、三陸~道東海域や日本海西部~中央部を中心に高めの水温が続いたと総括した。特異的な漁獲がみられた魚種にマサバを挙げ、全体的には不漁だった前年をさらに下回り、近年では最も少なかったとするも、東シナ海・日本海側での水揚量は前年を上回っていると指摘。その要因について推察している。