電子版 電子版サンプル

新聞記事

2020年10月の記事一覧

掲載日:2020.10.12

セイカダイヤエンジン株式会社が三菱エンジンの販売サービスを継承


 三菱重工エンジン&ターボチャージャ(株)(東京都)は1日、100%出資子会社である三菱重工エンジンシステム(株)(東京都)の国内における舶用エンジン販売・部品サービス事業を西華産業(株)(東京都)に譲渡し、そのグループ会社であるセイカダイヤエンジン株式会社(SDE)(東京都)に承継させた。全国各地にある拠点のネットワークを生かし、漁業者に対して地域に密着したきめ細かな営業活動を展開していく。


掲載日:2020.10.12

丸中舛岡水産完熟オスシシャモを有効利用

塩ししゃも(左)とふりかけ


 むかわ町の(有)丸中舛岡水産(舛岡博美社長、電話0145・42・2178)は、主力商材のシシャモで、漁期後半に獲れる完熟のオスの有効活用にも取り組んでいる。魚体が黒みがかって脂分が抜け、従来卸売では荷動きが鈍く、新たな商品開発に挑戦。昆布巻や甘露煮に加え、粉末にし塩やふりかけも打ち出している。


掲載日:2020.10.12

岩手県大槌町で「魚類養殖と漁場環境について」講演会


 水産研究・教育機構水産技術研究所主任研究員の伊藤克敏氏(環境応用部門環境保全部化学物質グループ)は7日、岩手県大槌町で「魚類養殖と漁場環境について」と題して講演した。秋サケの記録的な不漁が続く中、県内ではサケ・マス類の海面養殖試験に乗り出す動きが相次いでいる。伊藤氏は「ワカメやカキ養殖との共存も十分可能。海洋環境と調和した、未来につながる養殖業を作り上げてほしい」と呼び掛けた。


掲載日:2020.10.12

宮古陸上養殖ホシガレイ初出荷

出荷サイズの700グラムほどに成長したホシガレイ


 岩手県宮古市は1日、陸上養殖調査事業で育てた高級魚ホシガレイを市魚市場に初出荷した。秋サケなど主要魚種の不漁が続く中、安定供給が見込める魚種の養殖生産体制構築は急務。500尾を目標に来年1月まで週1回のペースで出荷し、流通状況や市場評価、採算性などを調査する。宮古湾で海面養殖したトラウトサーモンと並ぶ新たな特産品に育て上げたい考えだ。


掲載日:2020.10.12

鵡川シシャモ出足低調

厚真地区で獲れた初日のシシャモ。1箱未満と数量がまとまらなかった(7日、浜厚真漁港)


 鵡川漁協厚真地区のシシャモ漁が7日に水揚げを開始した。高水温での来遊遅れが影響、1隻当たりの水揚げが1箱に満たない出足。着業者は今後の増産に期待する。


掲載日:2020.10.05

標津波心会秋サケのブランド化・価値向上に挑戦


 標津の前浜で漁獲する水産物をもとに6次産業化に取り組む標津波心会(林強徳代表)は今季、秋サケのブランド化や商品の多角化に挑戦している。神経じめなど鮮度・品質向上への処理を徹底。道内外の鮮魚店とも手を携え、標津の秋サケを道内外に訴求していく。標津はかつて「秋サケ水揚げ日本一」で知られたまち。同会は高鮮度を打ち出し、「日本一おいしい秋サケ」として魅力を発信する。


掲載日:2020.10.05

スルメイカ10月1日釧路で3000箱

9月下旬以降にまとまった良型のスルメイカ(10月1日、釧路港)


 苦戦が続く北海道沿岸のスルメイカ漁は9月下旬に釧路港で水揚げが伸長した。同港に外来船が多数集結、昼操業でコンテナも数量がまとまるなど浜は活気付いた。
 同港では1日に42隻が3096箱を水揚げ。発泡2337箱で主体は20尾入れ。コンテナは759箱だった。


掲載日:2020.10.05

9月道内秋サケ4年連続2万トン台


 北海道の秋サケ定置は9月漁が2017年以来4年連続で2万トン台にとどまる低水準となった。道漁連の集計によると、前年比11%増の2万4581トン。ただ、低気圧によるシケ後の月末には不振だったえりも以西などで日量が上向き。オホーツクの各地で大乗りし、4日ぶりの水揚げとなった29日は全道で5年ぶりの日量5千トン規模、翌日の30日も3千トン台と久々の盛漁水準が続き、10月漁に入った。


掲載日:2020.10.05

いぶり噴火湾稚貝成長進み早めに作業

ザブトンかごから稚貝を取り出す作業(9月29日、豊浦漁港)


 いぶり噴火湾漁協の稚貝本分散が全地区で始まった。成長は例年より伸びているが、一部で変形や欠刻を心配する着業者もいる。虻田本所と豊浦・礼文支所が9月後半にスタート。9月前半から始まっている伊達・有珠支所はシケの影響で遅れており、10月前半には終了する見通し。


掲載日:2020.10.05

昆布森成コンブ終盤、アツバ主体に水揚げ

ねじり採りしたアツバ(9月30日、昆布森地区)


 昆布森漁協の成コンブ漁は9月末までに23日採取、昨年最終実績(21日)を上回った。同漁協は「昨年より出漁日数が多い分、少しでも増産になれば」と期待。漁は終盤を迎え、10月15日までに5日採取した時点で終漁する。


アーカイブ
カテゴリー
RSSフィード

このページのTOPへ戻る