出荷サイズの700グラムほどに成長したホシガレイ
岩手県宮古市は1日、陸上養殖調査事業で育てた高級魚ホシガレイを市魚市場に初出荷した。秋サケなど主要魚種の不漁が続く中、安定供給が見込める魚種の養殖生産体制構築は急務。500尾を目標に来年1月まで週1回のペースで出荷し、流通状況や市場評価、採算性などを調査する。宮古湾で海面養殖したトラウトサーモンと並ぶ新たな特産品に育て上げたい考えだ。