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新聞記事

2018の記事一覧

掲載日:2018.11.26

いぶり中央漁協 白老地区 不振のスケソからマダラ刺網に転換

今後の漁に期待がかかるマダラ(16日、白老港)

 道南太平洋のスケソ刺網が振るわない中、いぶり中央漁協の白老地区ではマダラ狙いの刺網に切り替える着業者も出ている。


掲載日:2018.11.26

包装資材の力 新時代に対応

 ライフスタイルの多様化に伴い、食を取り巻く環境は日々変化を遂げている。その変化への対応は製造工程や包装形態でも求められており、食品メーカーや機械・資材メーカーの不断の努力により、「商品」となって消費者の前に反映される。その誕生は、おいしいことを前提に、消費期限の延長や食品ロスの削減など諸課題と向き合った成果でもある。一方、輸送面においてもeコマースの利用増加に伴い、宅配数は増加。商品を保護するという観点からも包装・物流資材の役割は大きく、その延長ともいえる海外展開や輸出においても期待がかかる。さらに、商品の“顔”でもある包装に“インスタ映え”を求める消費者の声も少なくはない。


掲載日:2018.11.26

宮城県漁協志津川支所青年部 ヒジキ人工種苗沖出し

目視でヒジキ種苗を数える青年部員(15日、袖浜漁港)

 宮城県漁協志津川支所青年部が挑戦するヒジキ養殖試験で15日、今夏に初めて人工採苗した種苗の沖出し作業が始まった。1カ月ほど志津川湾内で成長させた後、種苗を挟み込むなどして本養殖に移行したい考えだ。


掲載日:2018.11.26

ホタテけた引 オ海北部4単協終漁

3S中心だった枝幸漁協の水揚げ作業。水揚量は予想以上に伸びた(10月、枝幸港)

 オホーツク海北部(宗谷、猿払村、頓別、枝幸漁協)のホタテけた引が24日の枝幸を最後に終漁した。漁場造成を含む水揚量合計は前年比38%増の約14万6300トン。増産の主な要因は低気圧によるシケ被害の回復に加え自然発生貝が増加したため。組成は全般に小型傾向だったが漁場によっては3S以上も見られ、4単協とも前年実績、今季計画量を上回った。


掲載日:2018.11.26

湧別漁協2年殻付「龍宮かき」 ブランド化で販路拡大を

湧別漁協のブランドカキを先行使用でPR

 湧別漁協は今年から、2年殻付きの小ぶりなカキを「龍宮かき」と名付け本格的なブランド化を目指す。北海道を代表するカキブランドとしての定着に期待。都市部の飲食店に売り込むため新たな挑戦が始まった。


掲載日:2018.11.19

スケソ刺網過去最低水準の水揚げ

スケソの水揚げ作業(13日、登別漁港)

 道南太平洋のスケソ刺網が極度の薄漁に陥っている。操業開始から1カ月半が経過し、胆振・渡島管内とも前年比6~7割減と過去最低レベルで推移。ハシリから漁が切れ、2桁で始まった浜値は渡島でキロ140円前後と強含み。11月半ばで卵の成熟度合いは低いものの、原料不足を背景に加工筋の仕事買いが強まる様相だ。
 いぶり中央漁協は、漁がまとまらず1~2日留めを余儀なくされる日が多い。オカに群れがなく沖側の水深400メートル前後で操業。登別・虎杖浜地区で35隻、白老地区で15隻が着業する。


掲載日:2018.11.19

「漁業経営に安心を」全国漁民代表者集会

 全漁連(岸宏会長)は13日、東京都千代田区の自民党本部で全国漁民代表者集会を開き、水産予算概算要求の満額確保など国内漁業の将来展望を切り開く革新的な政策の確立を求めた。北海道含め全国から漁業代表者ら500人以上、100人近い国会議員も参加し、結束を高めた。
 岸会長は「水産改革実現のためには予算概算要求の満額確保が不可欠。漁業者が理解し、納得する改革内容であることが最も重要である」と呼び掛けた。また、「燃油高騰に一喜一憂することないよう国の支援を求めたい」と強調し、漁業者が安心して資源管理、計画的な経営が行える仕組み作りを要請した。
 意見表明では浜坂漁協(兵庫県)の川越一男組合長、深浦漁協(青森県)の山本幸宏組合長がそれぞれ登壇。山本組合長は地元企業と連携したサーモン養殖の取り組みを紹介しながら「3003億円の予算要求が絵に描いた餅にならないようお願いしたい」と満額による予算確保の実現を訴えた。


掲載日:2018.11.19

東北地方加工業、今だ雇用・売上回復に遅れ

 東日本大震災の発生から7年半がたった現在、東北地方の水産・食品加工業は雇用、売上げのいずれも他業種に比べ回復が遅れていることが東北経済産業局が実施した調査結果で明らかになった。


掲載日:2018.11.19

「庄内おばこサワラ」ブランド化、東京で高い評価

 東北地方で南方系の魚の漁獲が増える中、山形県ではサワラのブランド化に成果が現れている。「庄内おばこサワラ」として2010年から東京市場に出荷して高値。産地価格も上昇した。活じめ神経抜きや魚体を傷つけないこだわりの処理で付加価値を高める。体脂肪率の基準を設けてワンランク上のブランド創出も目指している。


掲載日:2018.11.19

八雲町ナマコけた引きはキロ5000円の好値で始まる

ナマコの計量作業(14日、八雲町漁協市場)

  八雲町漁協のナマコけた引は、キロ5千円台と昨年の2倍以上の浜値で始まった。ただ、水揚げは出足から1隻日産10~20キロと振るわず、着業者は先行きを懸念している。11月から30隻前後が操業。漁獲サイズは12センチ以上。漁期は3月まで。
  昨年はキロ2千~1800円で始まり、3千円台前半に上昇したが、同漁協は「今年はハシリから5千円台。近隣漁協も軒並み6千~5千円の高値」と驚く。
 一方、水揚げは苦戦。山越地区の川村忠夫さんは1回に30~40分引きで1日6回の操業。「水揚げは15~20キロと、出足からまるきり獲れない」と嘆く。


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